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日本版【tanzhaus nrw】を作りたい。:中編

始まりは、ただの自分の夢自慢。

30歳になろうとしていた、お風呂の中。
漠然と「自分の夢ってなんだろう」と思うようになっていました。

その当時、
チームを組んで、ダンスも全国大会への出場もさせて頂いており、
仕事についても銀行ではかなり順風満帆で、出世コースまっしぐらでした。

じゃあ、夢とは
「ダンサーとしての成功」なのか
「銀行での出世」なのか。

自分にはどれもがしっくりきませんでした。
ダンスは好きだし、仕事も嫌いじゃない。
でも「夢」っていうのはちょっと違う。

そもそも、ダンスが好きなのはなぜ好きなのか。

一人で踊っているのも好きだが、
みんなと場所を共有している瞬間のダンスがもっと好きだったり。

そのダンスで繋がっている人達自身が大好きだったり。

空間が、人が好きなんだと思いました。

そんなことを思いながら、そんな事が実現できるにはーーーーー、
と色々と考えていた結果、

「ダンサーが集まるビルを持ちたい」
とても現実的かつお金のかかる目標を「夢」としました。笑

1階がbarで、みんなが集まる場所。ショーもできて、
2階がダンススタジオ
3階がアパレルやショップなど、ダンサーで商品を提供している人の空間
4階以降が、住居兼民泊。地方のダンサーや海外ダンサーもここにきて交流ができる。

これがあれば、老後はとてもハッピーかつフレッシュに過ごせるなーと、
本気で思いました。笑

今振り返ってみれば、発想はtanzhaus nrwと似たような事を思ってました。
その当時はもっと我欲的で、恣意的でしたけど。笑

でも「夢」できてとても嬉しかった。ワクワクしました。
ほんとに嬉しくて色んな人に喋りたくなりました。

私の話相手は、月曜~金曜まで、大半が銀行のお客さまである「社長さん」
とにかく色んな人に、「夢できたんですよー。将来ビル欲しいんです。」とお客さんの話そっちのけで、あれやこれやと勝手に話続けました。
銀行員としてはどうなのか、という話はおいておきましょう。

そんなとき、
とある担当している会社で、

「うちでそれやったら?」

急すぎてよくわかんなかった事を覚えてます。

「オスカードリームでそれをやったらいいよ。」

その会社の代表は77歳。ダンスのダの字も知らない代表です。
その方が、うちに来てそれやったいいよ、と言ってくれました。

それで「ありがとうございます!」
とか言えれば、大物なのかもしれませんが、
言われた瞬間はとっさに
「いやいやー」
といって、一度保留のような、お断りのような事をしてしまいました。
その当時を振り返れば、
「銀行を退職するリスク」「会社が続いていくリスク」とか、
さすが銀行員!といった具合の思考停止銀行員に陥ってしまいました。
この辺り、銀行員についてまとめたnoteあるので見ておいてください。

①.今だからこそ【銀行員】を勧めてみる。
②.  あなたが銀行員になりたいなら、銀行員になるな。

でも、それから一人になった時、よくよく考えて、
「こんなチャンスは2度と来ない。」

そう思い、転職を決意しました。

それが転職する1年半前です。
それも長い。笑
一応、自分の中で、義理を果たして辞めた、という事なんですが、
もっとスパッと切り替えてもよかったかもしれません。

そんなこんなで、
どんな施設になるの?という事なんですが、

まだ概算でしかお伝えできません。

以下が現状決まっている内容の一部です。


・敷地延床1,300㎡以上のワンフロアー一体ストリートダンス施設
・関西最大級ダンススタジオ、250人収容可能イベントホール
 デザイン制作スタジオ、動画・写真撮影スタジオ
 セミナースペース、オフィススペース全て併設。
・同施設内に230室保有のホテルあり(別会社)
・1階にはお酒も飲める飲食店OPEN予定。イベントも可能。

恐らく日本で最大規模で、最大の理想を掲げた施設になると思います。

正直かなりの資金を投じます。
銀行員でもビビる金額。
こんな事できることも、こんな話ができるもの、
全て会長のおかげ。



元々知り合いなんでしょ?とか
そんな話嘘でしょ?
とか思われる、こんな話ですが、

全部本当。

全ては夢を具現化して、口に出して、行動したことから始まりました。

自分の夢からみんなの夢へ

そこから色んな人と色んな話を沢山しました。
この施設をどうしたいか。
ダンスシーンに何が必要なのか。
沢山。沢山。

未だに、答えも出てないですし、固まっていない事は沢山なんですが、

とにかくスタートさせます。

当初は自分の夢を叶える場所として考えていましたが、
この施設はそんな規模では収まりません。

「みんなのダンスを通じて夢を叶える場所」

そういう施設に絶対してみせます。


そして、ここからはいよいよ本題。
壮大かつ勝手に地域も巻き込む
tanzhaus nrw JAPAN構想のお話へ

後編へ続く...



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