GregTech: New Horizons #12 - IC2農業
MinecraftのModpack『GregTech: New Horizons』の攻略記事です。
Modpackバージョンはv2.6.1、Minecraftバージョンは1.7.10です。
前回はPam's HarvestCraft用の大規模な畑を設置したところまで進めました。
今回は前回少し触れたIndustrialCraft 2の【Crop】を使用し、IC2農業と呼ばれる要素を少しだけ進めていきます。
#1 IC2農業の基礎知識
前回スイカやカカオ豆の栽培を行うべく、IndustrialCraft 2の【Crop】を作成しました。
今回はこのCropを使用するIC2農業について、サブクエストの消化がてら進めていこうと思います。
ただ、IC2農業にはステータス値といった複雑な要素が多いので、導入としてこれらについての解説を記しておきます。
興味の無い方は『#2 IC2農業 - 交配を行う』まで飛ばしてください。
#1 ステータス値について - 作物ステータス値(GGR値)
まず前提として、IC2の作物には12種類のパラメータが存在しています。
ステータス値は作物の品種に依存する2種類、作物に依存する3種類、Cropに依存する6種類に分けられます。
ステータス値、または能力値は作物ごとに固有のパラメータで、【Growth】、【Gain】、【Resistance】の3種類に分けられます。(頭字を取ってGGR値と呼ばれる)
GGR値は作物の成長速度や収穫量といった、根本的な能力に関わる値で、また要求環境値(後述)に影響を及ぼします。
最少値は1、上限値は31です。
後述する交配によって増減させることができます。
【Growth】は成長値とも呼ばれ、以下のような影響を及ぼします:
Growthは栽培用のものは23、交配用のものは19~21に留めるのが最適です。
【Gain】は収得率とも呼ばれ、以下のような影響を及ぼします:
Gainは特段デメリットが無いので、栽培用・交配用ともに最大値の31にまで上げるのが最適です。
【Resistance】は耐性率とも呼ばれ、以下のような影響を及ぼします:
Weedの伝播やダッシュ時の破壊に関わるステータス値ですが、基本的にIC2農業の栽培は自動化が前提であり、恩恵を得るような機会は少ないです。
後述する要求環境値への影響を鑑みると、0に留めるのが最適だと言えます。
要点をまとめておきます:
GGR値の参照には専用のツール(Cropnalyzer、Scanner、Portable Scannerの何れか)による"解析"が必要であり、したがって、現段階ではまだ確認することができません。
#2 ステータス値について - 環境値(NHA値)
環境値(NHA値)はCropごとに固有のパラメータで、【Nutritions】、【Humidity】、【Air-Quality】の3種類が存在しています。
これらは作物の成長仕様に直接的な影響を及ぼす訳ではありませんが、後述する要求環境値を満たすのに必要になります。
具体的には、NHA値が低すぎる場合、確率で枯死が発生し作物が失われてしまいます。一方要求環境値を満たせている場合、端数が成長値に割り振られ、成長速度を早めるのに役立ちます。
各値ごとに異なる増減方法を持ちますが、基本的にバイオームや周囲のブロックといった、周辺環境に影響されます。
【Nutritions】は肥沃とも呼ばれる、土壌の栄養に関するパラメータ値です。
以下の方法で増減させることができます:
耕地の下に縦3ブロックの土を設置することでNutritions値を稼ぐことが可能です。
耕地と土の間がなんらかのブロックで遮られていた場合、Nutritions値の加算が行われません。
したがって、例えばOreberryのような成熟に特定ブロックが必要な作物の場合、耕地の下2ブロックに土を敷き、その最下に特定ブロックを設置することで最高効率を発揮させることができます。
【Humidity】は湿度に関する値です。
以下の方法で増減させることができます:
水無しで栽培を試みる変態でも無い限り、確定で2のボーナス値を得ることができます。
例外は【Garden Soil】や【Enchanted Earth】といった、バニラの耕地とは異なるブロックで栽培を行う場合で、これらは"湿っている耕地"と見なされることはなく、ボーナス値も得ることができません。
【Air-Qualitry】は通気とも呼ばれるパラメータ値です。
以下の方法で増減させることができます:
不透過ブロックは"ブロック"として認識されず、Air-Qualityの値に影響を及ぼさないようです。(ただしCropは例外)
したがって、Cropの上面にガラスなどが設置されていた場合でも、問題なくAir-Qualityの値が加算されます。
Cropの周辺ブロックを最高効率の配置にすると、敷地面積ごとの生産量が低くなってしまうので、あまり気にしなくても大丈夫だと思います。
*1 Y0~78で0、Y79~93で1、Y94~108で2、Y109~123で3、Y124~256で4
前述したとおり、NutritionsとHumidityの値はCropが設置されているバイオームによって増減が発生します。
最も効率が良いバイオームは【Swampland】(沼地、正確にはSWAMPのタグを持つバイオーム)で、双方に10のボーナス値が加算されます。
各バイオームごとの増減値の一覧は以下のWikiページから参照可能です:
要点のみをまとめておきます:
NHA値の参照にはPortable Scannerが必要であり、現段階ではまだ確認することができません。
前述したとおりNHA値が低すぎる場合枯死が発生してしまうため、なるべく高める努力が必要になってきます。
が、現段階ではまだ低いGGR値、Tier値を持つ作物しか栽培する予定がないため、土を3ブロック敷いたり、Cropの上側にブロックを置かなかったりといった簡単な対策だけでも問題なさそうです。
高いGGR値とTier値を持つ作物を栽培する場合、枯死の影響が顕著になってくるため、いずれは大規模な対策を取る予定です。
#3 ステータス値について - 散布物
散布物値はストレージとも呼ばれ、Cropが保持する【Fertilizer】、【Water】、【Weed-EX】の量を示す値です。
FertilizerはCropに対して同名のアイテムを使用することで散布を行い、NHA値のうちNutritionsの値の加算に寄与します。(最大10)
一度の使用で100加算され、上限値は199です。時間経過で減少していきます。
WaterはCropに対してHydration Cellを使用するか、専用機械から水を使用することで散布ができ、NHA値のうちHumidityの値を加算します。
上限値は200です。時間経過で減少していきます。
Weed-EXはCropに対して同名のアイテムを使用することで散布ができ、空のCropへのWeedの発生(後述)を抑止することができます。
一度の使用で100加算され、上限値は199です。Weedの発生を抑止した場合にのみ値が減少します。
また、Growthが24以上の作物が100以上のWeed-EX値を得た(=散布された)場合、確率でGGR値の減少が発生するようです。
現段階ではまだ何れのアイテムも作成することができないため、どれも縁の無い話ではあります。
#4 ステータス値について - Tierと要求環境値、成長値
Tier値は作物の品種ごとに固有の値で、0~13の値が存在します。
例として、Reed(サトウキビ)は2を、Cocoa(カカオ豆)は3のTier値を持ちます。
後述の要求環境値に影響を及ぼす他、遺伝子操作(GTNH独自要素)に必要な電圧やUU-Matterの消費量を決定します。
(ざっくり言うと、Tierが高い作物ほど栽培が難しく、複製や遺伝子操作時に掛かるコストも高くなります。)
Tier値はCropnalyzerやPortable Scannerで参照できる他、名前が明らかになっている作物の場合、Wailaからの参照も可能になります。
要求環境値は名前の通り栽培に必要なNHA値の指標となる内部的な値です。
現在NHA値が要求値を下回っている場合、確率で枯死が発生し、作物が失われてしまいます。
作物の品種ごとに異なる基礎値と、作物の持つGGR値から割り出されます。
基本的に、Tier値が高いほど基礎値も高くなり、GGR値の上昇に応じて要求値も上がっていきます。
要求環境値を上回ったNHA値の余りは、成長値に直接割り振られます。
成長値は成長速度を加速させます。
したがって、FertilizerやWaterの散布や、Y座標やバイオームの設定などは、作物の枯死を防ぐのみならず、NHA値の余剰分を高めることによる成長速度の加速にも繋がり、効率的な作物栽培を行うことができます。
またGGR値が不必要に高いと要求環境値が上がり、成長値への割り振りも少なくなる=相対的な成長速度が遅まってしまう為、Resistanceなどの不要な値を0に留めるのが最適だとされている訳です。
以前Twitterに投稿した雑なまとめ画像も載せておきます。
#2 IC2農業 - 交配を行う
サブクエストを消化するべく、IC2農業の根幹を占める要素である、【Cross-Breeding】(交配)を試していきます。
#1 交配を試す
交配を行うためにはまず元手として、2~4つの作物が必要になります。
まずは以下のような配置で、交配の元手となる作物を配置します:
Seedsに割り当てられているアイテムをCropに対して右クリックで使用することで、GGR値が全て1の、対応した作物を出現させることができます。
今回はReedの属性を持ち(=Stickreedが出現し易い)、且つ成長速度も早いサトウキビを使用します。
クエスト説明では他にも交配の元手として、WheatやCarrots、Potato、Rose、Dandelionといった作物が推奨されていました。
後述するWeedの発生を抑止するため、双方のSizeが最大になるまで待ちます。
空のCropに対して再度Cropを右クリックして使用し、交配用のCropを設置しました。
交配用のCropに隣接する形で、作物の植わったCropが2~4つ設置されている場合、確率で交配が行われ、新たな作物が出現します。
交配を行うと、前述したGGR値が-2~2の範囲で増減を起こします。
また、確率で突然変異が発生し、元手となった作物のTierおよび属性に近い、異種の作物が出現することがあります。
(したがって、ある特定の異種作物を狙い撃ちする場合、属性による恩恵を高めるため、特定の同種同士の作物を2~4種配置するのが望ましいです。)
例えば、サトウキビはReedsの属性と2のTier値を持っており、2つ掛け合わせることで、73.31%の確率で同種のサトウキビが、1.17%の確率で【Stickreed】(後述)が出現します。
以下のサイトを使用することでGTNH環境における作物交配をシミュレートすることができます:
Tier 0 - Stone Age項目のクエスト、【Moron's Manual to Fecund Farms】を完了しました。
報酬でCoin "The Farmer 1"を15枚貰えました。
Choice Rewardは【LootBag (IC2 Crops)】を選択しました。
【IC2 Crops】のLootBagからはIC2農業を進めるうえで少しだけ役に立つようなアイテムが出現します。
各種散布物やツール、鉱石作物の栽培に必要な金属ブロックやForestryのMultifarmなどが含まれているようです。
エンチャント付与用の触媒はGregTechのBasic Scannerみたいです。
#2 雑草について
空のCropには時間経過で【Weed】(雑草)が発生します。
Weedの植わったCropは、隣接するCrop(作物が植わっているもの含む)にWeedを伝播させたり、耕地を土に戻したり、周囲に草を生やしたりといった悪影響を及ぼし、畑を壊滅させてしまいます。
特に、交配の元手として希少な作物を用いている場合、かなりの脅威になると言えるでしょう。
LV電圧時代で開放される【Weed-EX】を散布することでWeedの発生を抑止することができますが、当然ながら現段階ではまだ作成することができません。
また、CropからWeedを引き抜くのには専用のツールが必要になりますが、こちらも現段階ではまだ作成できないので、一度Cropを破壊してから再設置することで撤去を行います。
今回は2*2の畑を大量設置し、数をこなしてある程度の損失を許容する方針を取り、交配を行いました。
因みに、既に作物が植わっているCropにはWeedが自然発生することはありません。*1
栽培用の畑などを設置する際は、全てのCropに作物を植えるよう心掛けます。
*1 ただし要求環境値の不足による枯死により空のCropが産まれると、そこからWeedが繁殖する可能性がある。
#3 交配によって生まれた作物
暫く放置して交配を行いました。
交配によって新たな生まれた作物は、解析(後述)を行わない限り、成長段階はおろか作物名やTierを含め、ほぼ全ての情報を参照することができません。
Cropを左クリックすることで、植わっている作物を"引き抜く"ことができます。
このとき、植わっている作物が成熟している(=Sizeが特定の閾値を満たしている)場合、Resistance値に応じた確率で対応した作物の【Seeds】(種袋)がドロップします。
Seedsは種アイテムと同様Cropに対して右クリックすることで植付ができ、またこのとき元となった作物のGGR値を引き継ぎます。
ただし、Wailaによる情報と同じく、解析を行わない限りはGGR値及び品種名を参照することはできません。
Fishing, Farming, Cookin項目のクエスト、【First Breeding】を完了しました。
報酬でCoin "The Farmer 1"を15枚貰えました。
Choice Rewardはネザーウォート16個を選択しました。
更に交配を続け、Fishing, Farming, Cookin項目のクエスト、【Unknown Seeds No More】を完了しました。
報酬でCoin "The Technician 1"とCoin "The Farmer 1"を15枚ずつ貰えました。
Choice RewardはLootBag (IC2 Crops)を選択しました。
32個のSeedsが必要ですが、品種やGGR値、解析の有無の異なるSeedsはスタックすることができず、インベントリを埋めるのが困難です。
そこでGGR値が1に固定される、種アイテムから出現した作物のSeedsを集め、クエストを完了しました。
#3 IC2農業 - 作物種の確認
前述したとおり、交配によって出現した作物は、初期状態では品種名やTier、成長段階などの情報を参照することができません。
また特に、サトウキビでの交配を行う場合、成長段階が最大になるまでサトウキビとStickreedの判別がつかず、結構面倒です。
そこで、最序盤で使用できる解析用のツールを作成していきます。
#1 ガラスの作成
中間素材として必要なガラスを用意します。
ガラスの作成は蒸気時代に属する要素ですが、Smelteryの設置さえ完了していれば、石器時代でも作成可能です。
【Quartz Sand】を作成します。
【Quartz Sand】
石英砂、バニラの砂で、二酸化ケイ素を主成分としています。
火打石を粉砕します。
【Flint】
火打石、燧石とも呼ばれる、二酸化ケイ素を主成分とする岩石の一種です。
【Glass Dust】を作成します。
ガラスの粉です。
Glass DustをSmelteryで溶融させます。
Molten Glassを経由することで、Glass Dustと1:1でTinkers' Constructの【Clear Glass】を作成できます。
反射のような模様が描かれておらず、縁が隣接部と接続するガラスです。
また、バニラのガラスとは異なりシルクタッチなどのエンチャントが無くとも回収ができます。
レシピでの互換性が無いため、Chiselを介してバニラのガラスへ変換しておきます。
【Glass】
ガラス、ケイ酸塩を主成分とする物質です。
建築は勿論、魔術工業問わず、複数のアイテムの素材として使用することになります。
#2 ダイヤモンド
以前整地した際、【Small Diamond Ore】からバニラのダイヤモンドを入手していました。
【Small Ore】はGregTechの通常の鉱石とは異なり直接回収できず、破壊時対応した石材のDust/Impure Pile of Dustと、対応した鉱物のCrushed Ore/Impure Pile of Dust、宝石の場合は各大きさのGemをドロップします。
また、幸運のエンチャント/Modifierが効き、ドロップ量を増加させることができます。
【Small Ore】は必ず単一で生成され、また生成場所は2種類に分けられます。
一つは鉱脈とは別にワールド全体に広域分布するものです。
鉱物の種類はディメンションに依存し、NEIから参照が可能です。
もう一つは鉱脈に依存するもので、これはNEIから識別することはできません。
鉱脈に含まれる鉱物の各Small Oreが、その鉱脈の周辺に疎らに生成されます。
後者の仕様を利用することで、例えば直下掘りの最中、広域分布を持たないSmall Cinnabar Oreを発見したとき、周辺にRedstone鉱脈がある、といったような判別が可能となります。
と、ここまで説明しておいて言うのも難ですが、Small Diamond Oreの生成確率はチャンクごとに2とオーバーワールドに生成されるSamll Oreの中で最も低く、狙って探すのは非効率的です。
今回は偶然入手できていましたが、見つかっていない場合は、Ore Finder Wandに石炭を入れてDiamond鉱脈を探すのが一番手っ取り早いです。
#3 虫めがね
【Glass Lens】を作成します。
Lensもまた、GregTechの素材形態の一つですが、本来だと作成に電気機械が必要であり、したがってLV電圧時代が前提となっています。
後述する【Plant Lens】を石器時代や蒸気時代で作成できるようにするための救済レシピだと思います。
Crops++の【Plant Lens】を作成しました。虫眼鏡です。
非消費型のツールで、耐久値などは存在しません。
最序盤で使える作物解析ツールです。
作物の植わっているCropに対して右クリックすることで、品種名を通知できる他、Wailaから以下の5つの情報を参照できるようにします:
解析の有無の情報は作物ごとに引き継がれ、Seedsとしてアイテム化し、植付し直したあとでも引き続き参照が可能です。
Fishing, Farming, Cooking項目のクエスト、【You Can't Tell Them Apart Either?】を完了しました。
報酬で【Zomplant Seeds】を1個、Coin "The Farmer 1"を10枚貰えました。
#4 色んな作物を育てよう
#1 特定の作物を増やす
サトウキビ同士の交配で【Stickreed】が出現しました。
IndustrialCraft 2の【Sticky Resin】を収穫できるサトウキビの変種であり、【Rubber Tree】(ゴムノキ)の代替として機能します。
Sticky Resinは最序盤での【Rubber】の合成に必須であるため、これを省スペース且つ効率的に量産できるのはかなり強いです。
ただし、カボチャやカカオ豆といった今までの作物とは異なり、Stickreedには種となるアイテムが存在しないため、作付面積を増やすのがやや面倒です。
9*9の敷地に、仕切りと1*3の耕地を交互に置いた畑を設置しました。
クエストにセットアップ例として記されていたものです。
仕切りがWeedの伝播を防ぐストッパーとして機能しています。
中央に立って全体を見渡しながら放置し、Weedが発生するたびに除去しに行く…とのことです。
ここで特定の作物同士或いは特定の作物とサトウキビを交配させ、特定品種の量産を目指します。
2*2の畑の目的が「数をこなして作物の消失を気にせずに、新種の出現を待つ」ことにあるのに対し、こちらは「親株を保全しつつ同種の量産を目指す」のが目的となっています。
とここまで書きましたが、畑を眺めながら放置できるほど暇ではないので、Stickreedやその他希少作物の大規模な量産・栽培は、現時点で行うつもりはありません。
ついでに【Zomplant】の植付もしてみました。
腐った肉を収穫できる作物です。
腐った肉自体そこまで消費するアイテムではないので、育てる価値はあまりなさそうです。
ただし、交配により【Fertilia】という品種が出現する可能性があり、こちらは役に立ちます。
#2 バニラ作物
サブクエストの消化がてら、交配の必要がない、種アイテムが存在する作物たちを育てていきます。
PumpkinとMelon
前回他のバニラ作物と一緒に育てていました。
敷地を取らず、成長速度も早めなので優秀です。
【Carrots】、ニンジンです。
成長に12以上の光量が必要です。
IC2作物は収穫物の出現が確率で決まり、ドロップしないこともあるので、特にGain値を上げるのが困難な序盤の場合、通常の作物で栽培したほうが高効率だと言えそうです。
【Potato】、ジャガイモです。
成長に9以上の光量が必要です。
成長段階が4に達すると、収穫物が青くなったジャガイモに変化してしまいます。
ニンジンと同じ理由で収穫量が安定しないうえ、放置し過ぎると腐ってしまうので、自動化を行えい最序盤での栽培には特に向いていません。
一応、青くなったジャガイモを量産できる唯一の手段ではあるため、ごく限られたシチュエーションでは役に立つかもしれません。
Fishing, Farming Cooking項目のクエスト、【Potatos, Carrots, Pumpkins and Melons】を完了しました。
報酬でCoin "The Farmer 1"を15枚貰えました。
Choice RewardはLootBag (IC2 Crops)を選択しました。
クエストタイトルの、Potatoの複数形がPotatoesではなくPotatosになっているのが気になる…。
クエスト報酬で受け取ったネザーウォートもCropに植えておきます。
耕地の下にソウルサンドがあると成長速度が速まる他、雪ブロックがある場合【Terra Wart】という作物に突然変異しますが、現段階ではまだどちらのブロックも入手できないので、後回しにします。
#3 盆栽ツリー
Cropに苗木を使用し、【Bonsai Tree】を植えました。
対応した原木と苗木、Oak Bonsaiの場合はリンゴも収穫できる作物です。
バニラの6種類の樹木に対応しています。今回はオークの苗木が余っており、またリンゴも欲しいので【Oak Bonsai】を採用しました。
ただし、原木の収穫量を求める場合、【Spruce Bonsai】(マツ)が一番効率的みたいです。
今後の時代では製錬などの工程も増え、可燃物の要求数も跳ね上がるので、原木を安定的かつ容易に量産できるのはかなり魅力的だと言えます。
成長速度は並ですが、Gain値が初期値の場合でも一度の収穫で10前後の原木がドロップします。
今回は13*13の敷地に165個のBonsai Oakを植え、1サイクルの収穫で871個(13st, 39)の原木を得ることができました。
Fishing, Farming, Cooking項目のクエスト、【Wax On, Wax Off】を完了しました。
報酬でLootBag (IC2 Crops)を貰えました。
Choice RewardはCrop64本を選択しました。
#4 花の力
【Dandelion】、タンポポです。
成長に12の光量が必要です。
黄色の染料を量産することができます。
収穫物と種が異なるので作付面積を増やすのがやや面倒です。
Epic Baconの作成に役立てる予定です。
【Rose】、バラです。
成長に12の光量が必要です。
収穫物が赤色の染料であること以外は、Dandelioneとほぼ同一です。こちらもEpic Bacon用の染料量産のため栽培しておきます。
Fishing, Farming, Cooking項目のクエスト、【Flower Power】を完了しました。
報酬でCoin "The Farmer 1"を15枚貰えました。
Choice RewardはLootBag (IC2 Crops)を選択しました。
#5 鉱石ベリー
最後に、以前報酬で受け取っていた"鉱石ベリー"の栽培を試して終わります。
【Oreberry】はTinkers' Constructのアイテムで、Iron、Gold、Copper、Tin、Aluminum、およびEssenceの6種類が存在しています。
既にクエスト報酬からIron、Copper、Aluminumの3種類を入手していました。
本来のTinkers' Constructでは各種の【Oreberry Bush】が地下に自然生成され、ここに実るものを収穫する、NaturaのBerry Bushと似たような手段で入手・栽培するアイテムです。
ただし、GTNHではこれの生成は無効化されており、種アイテムとなるOreberryをIC2 Cropに植付するか、或いは交配の突然変異によって出現させて入手・栽培を行う必要があります。
また、Coins, Coins, Coins項目には、各種Oreberryの種アイテムを購入できるショップクエストが存在していますが、今回は縛っているため利用できません。
各クエストの開放に必要となる前提条件を記しておきます:
Oreberryは光量が10以下でないと作付・成長ができないので、ハーフブロックで光を遮っておきます。
ドロップした収穫物が回収しやすくなるよう、耕地を一列にしてあります。
また、Oreberryは耕地の下に対応した金属ブロックが無い場合、完全に成熟することがありません。
GTNHでは金属ブロックの作成には蒸気機械が必須で、したがって現段階ではまだ作成できません。(Smelteryでの作成は無効化済みです)
幸い、Oreberryは成熟していなくとも、成長段階が3に達していれば収穫することが可能であるため、問題はありません。
ただし、完全に成熟しているときと比べると、収穫物のドロップ数が1/3に目減りしてしまうため、効率は落ちてしまいます。
上記三つのOreberryは成長に10以下の光量が必要で、また成熟には耕地の下に対応した金属ブロックが設置されている必要があります。
収穫物の各種Oreberryは同種の金属ナゲットと互換性があり、粉砕によりTiny Pile of Dustへ処理できます(=Oreberry 9個でインゴット 1個へ処理可能)
或いはSmelteryで溶融させることでも、液体金属でして抽出が可能です。
Aluminum Oreberryの粉砕処理には粉砕機が必須であるため、序盤のうちはSmelteryを介する必要がありそうです。
と、一応植付はしておきましたが…。
成長時間自体長めで、Oreberry9個でインゴット1個分と還元効率も悪いので、特にIC2農業の自動化が行えない最序盤ではそこまで栽培するメリットも無さそうです。
収穫に掛かる労力を鉱脈採掘に回した方がよっぽど効率的だと言えます。
# おまけ
#1 塚
ポピーとタンポポを探していた道中、Thaumcraftの【Barrow Hill】を発見しました。
ゾンビとスケルトンのスポナーが一つずつ配置されたダンジョンで、最下層にはお宝チェストや【Old Urn】、【Abandoned Crate】といった報酬アイテムが配置されています。
Old UrnおよびAbandoned Crateは破壊することでランダムな報酬アイテムを得ることができるブロックです。
同Modの【Treasure】と同じく3種類のグレードが存在してており、ルートもこのTreasureのものが流用されているようです。
具体的には、金塊と互換性のある【Gold Coin】やランダムなバニラポーション、稀にダイヤモンドやエメラルドなどが出現します。
なんと、ここから延長済みの火炎耐性のポーションを手に入れることができました。ネザー探索でかなり役に立ちます。
因みに、ポーションの醸造は(正規ルートを取る場合は)MV電圧時代への到達が前提となっているため、現段階ではまだ作成することができません。
#2 既に扱った要素についてのクエスト
クワで水源から離れた草地を耕したときにドロップする、Witcheryの【Mandrake Seeds】、【Belladonna Seeds】、【Snowbell Seeds】、【Water Artichoke Seeds】、【Garlic】、【Wolfsbane Seeds】を集めました。
最序盤で畑を敷設するために種を集めた際、既に入手していたアイテムです。
以前も話しましたが、Witcheryの作物群は現段階ではまだ使い道が無いので、栽培は見送ります。
Fishing, Farming, Cooking項目のクエスト、【Witchery Seeds】を完了しました。
報酬でCoin "The Farmer 1"を15枚、Cropと小麦の種を16個ずつ貰えました。
Mattockの作成クエストである『Gardener』が前提となっていた関係上、最序盤で完了できていなかったみたいです。
#3 食料探訪記
この環境では、新たな食べ物を数十種類食べる度に、最大体力が一増加していきます。
今回新たに食べることができた食料アイテムたちの概略を記しておきます。
ヤマネコに遭遇しました。
【Raw Ocelot Meat】、生のヤマネコの肉です。
0.5の満腹回復度と、Proteinの栄養素を持つ食料アイテムです。
Raw Ocelot Meatと、それを製錬した【Cooked Ocelot Meat】を食べました。
後者は1.0の満腹回復度と、Proteinの栄養素を持つ食料アイテムです。
次回は風車の設置などを行う予定です。
参考にした資料
ic2/Crop農業 - IndustrialCraft2ソースコード木パイプ
ic2/交配 - IndustrialCraft2ソースコード木パイプ - atwiki(アットウィキ)
ic2/環境値 - IndustrialCraft2ソースコード木パイプ - atwiki(アットウィキ)
【Minecraft/MOD】IC2農業をざっくり解説(初級編)|あんこ
【Minecraft/MOD】IC2農業をざっくり解説(中級編)|あんこ
IC2農業 - InfiTech2自分用Wiki Wiki*
IC2 Crops List - GT New Horizons
IC2 Crops - GT New Horizons
IC2 Crop breeding calculator for GTNH
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