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なぜ、気づいたらスマホを触っているのか?

スマホはただの、時間食い虫?


私は、歯磨きをするとき、お風呂に入っているとき、洗濯物をするとき、疲れているときなど、
様々なシチュエーションでスマホを触っている。

何か特定のことを調べたいから、ではなく、
Youtubeの討論番組をラジオ感覚で流し聞いたり
延々と流れてくるインスタのどうでも良いリール動画やYoutubeのショートをただただ呆然と眺めていたりする。

なぜだろう?

昨晩も11時過ぎごろに疲れ果てて帰ってきて、さっさと寝れば良いものを
床にしゃがみ込みながらぼーっとインスタのリールを眺めていた。

そうして気がつけば20分経っていたのだ。

「よし、インスタ、ツイッター、Youtubeを見よう!」と意気込んで見るわけではない。
何にも考えずに、気がついたら見ているという状況である。

スマホを触っていると、1時間が10分くらいに感じるのだ。
浦島太郎気分で恐ろしさを覚え、「なんでこんなくだらないことに私の大事な時間を費やしてしまったんだ・・・」と悲しさも感じる。

なぜ私はこんなにも時間食い虫なスマホを、毎日毎日気が付けば触ってしまうのか?

無になるため


歯磨きの間や洗濯物をしている間、外部から何も情報を入れないでいる(インプットしないでいる)と、内部で思考が始まってしまう(アウトプットが始まる)。

内部の思考が始まると、今日の仕事の反省点を思ってより疲れたり
今週中にやらなければいけない仕事を思い出して焦ったり
明日も仕事か〜と気分が落ち込んだり

ネガティブになりがちである。特に疲れた夜は。

ラジオを聞いたり、くだらないYoutubeのショートやインスタのリール、Xを見ていると、ひたすら情報が入ってくるので(インプット状態になる)
それを見ている間は、その情報に対する思考がある場合あるが、内部の思考をしなくて済む。つまり、ネガティブ思考になるのを防いでくれる。

その恩恵を今まで受けてきたから、脳が勝手に、あるいは無意識の中の自分の意思で、隙間時間や疲れている時にスマホを触るよう仕向けてきているのではないか。

というのが、私が気がついたらスマホを触っている理由の考察だ。

では、それは良いことなのか、悪いことなのか。

スマホを見るのは良いこと?


個人的には70%くらい、悪いことだと思う。

私がスマホでくだらない情報(インスタのリール、Youtubeのショート、X)を求めてしまうシチュエーションは、主に下記。

①深夜、疲れ果てて帰ってきたとき

②何もすることがない、やる気が出ないとき

③歯を磨いているとき

①の場合は、一番良いのはさっさと寝ることである。寝てしまえばネガティブ思考にはならないし、明日を元気よく迎えるためにもなる。

②の場合は、もっと有効なことに時間を使うべきである。
本当に何もすることがないことなんてない。読みたい本はあるし、描きたい絵もあるし、やるべき家事だってある。
ただただやる気が出ないのであれば、一度昼寝するのが良いと思う。無気力の原因はストレスや疲れであることが多いと思うから。

③の場合は、スマホなんて見ずに歯磨きに集中するべきだと思う。
スマホを見ながらだと、歯磨きはおろそかになるし、無駄に長時間磨いてしまう。
短時間集中型で歯に意識を向けた方が、歯が綺麗になるし時短にもなる。

というわけで、主に私がスマホを見がちな上記3パターンの場合は全て、スマホをみるべきではない。

もちろん良い部分もある


では、スマホを見るのはいいことであると思う残りの30%は何かというと、
スマホを見ることで自分が思考することを手助けしてくれるコンテンツや情報をスマホで取り入れる場合。

私が洗濯物をしたりお風呂に入っている間に、ラジオ感覚で聴く討論番組や岡田斗司夫のYoutube。

これらを通して知らないことを知れたり、様々な人の考え方に触れたりできるので、自分にとってメリットが大きいと思う。

ここでは真に”脳みそを空にするため”だったり”思考を停止させるため”にスマホを使用しているわけではない。これをしている間は、内部でのアウトプットは起きないが、その情報に対してのアウトプット(思考)が行われる。

だから、ネガティブ思考に陥って嫌な気持ちになることはない上に

自分の知識を増やし、様々な観点から物事を考える訓練にもなる。


まとめ

まとめると、

①ほぼ無意識的に、脳みそを思考停止状態にするためのスマホの使用は自分にとってメリットが少ない

②面白いから見たい、という意志の伴う上質なコンテンツの視聴のためのスマホの使用は、自分の思考を深める良いものである


ということで

①のシチュエーションでのスマホ使用を極力抑え込めるよう、日々意識して生きていきたいと思う(あんまりできる気がしない)。





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