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PUM的日々。

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note特集に沿った月1回更新のエッセイ
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記事一覧

【特集12月号】2022年お買い物記録

 早いもので、年の瀬である。  note公式にて企画された #note特集 もついに12回目!  今回は、#買ってよかったもの 特集に沿って、記事を書こう。 コードレス掃除機数年間欲しいと言い続けていたコードレス掃除機、ついにゲットだぜ! というわけで、悩みに悩んで日立のパワーブーストサイクロンシリーズを購入。 日立のコードレス掃除機には「軽さ」を重視した商品と「パワー」を重視した商品があるのだが、私はパワーを選んだ。…結果、重さ1.9Kgとあまり軽くはない。掃除し続けてい

【特集11月号】大切な人に願う事

 高校生の頃、漠然と「強くなりたい」と考えていた。それと同時に「弱さは優しさの証だ」とも思っていた。  誰かのために優しくあれば、弱くたっていい。それは弱かった自分に対する言い訳だったのだろうか。今でも分からない。 「光のとこにいてね」(一穂ミチ)読書感想  タイトルから惹かれた。口語体のようなそれは、ある登場人物のセリフだった。  これは、境遇の似通わない二人の女の子の物語だ。  全く別の人生を歩むはずだった二人の道が交差するのは、単なる偶然ではない。成長するにつれて関

【特集10月号】観葉植物はじめました

 気付けば秋である。  年齢を重ねるごとに寒さに弱くなっているのは気のせいだろうか。仕事後の時間のほとんどを入浴に費やしている気がする。お風呂が好きです。  私が一人暮らしをしている理由に人間を含めた生き物と過ごすのが苦手というどうしようもない理由があるのだが、それでもときどき生命のエネルギーに触れたくなる時がある。  以前から観葉植物には興味があり、色々と調べていたのだが、なかなか踏ん切りがつかなかった。なにせ相手は生き物である。気分屋で怠惰な私が飽きてしまったら、彼らの

【特集9月号】料理苦手な独身女の炊き込みご飯

へいヨー! note特集ダヨ! 9月号ダヨ! 今日は9月34日です(嘘です記事が遅くなりました) そんなわけで、note特集の #秋を愉しむレシピ に沿って、料理苦手な私が記事を書いていこう。 (ちなみにツイッターでフォローさせて頂いている方のなかには、料理人の方や主婦の方がいらっしゃるのだが、本当に目をつむっていただきたく…) 舞茸ご飯を作った深夜 9月某日、仕事でへとへとに疲れて帰宅した22時、「明日も仕事だテンションあげなきゃ!」と思い至って、冷蔵庫にあった舞茸の

【特集8月号】小説を書く上での挫折とこれから

 さて、さっそくのお詫びなのだが、画像タイトル詐欺をしてしまった。大変申し訳ない。正しくは「小説の書き方について学ぼうとしている」という現在進行形だ。  そんなわけで、遅ればせながら特集8月号 #夏だからやってみた に沿って、記事を書きたいと思う。 学ぶきっかけ 昔から小説を書く事が好きだった。  好きな事を続けて、読んで頂ける事、時には褒めて頂ける事が幸せだった。  でも、私は強欲で、もっともっとと願っていくうちに、その理想に私の実力が見合わない事に気付いてしまったのだ。

【特集6月号】おすすめエンタメ-NOVEL-

 梅雨はどこ行ったのかと首をかしげてしまうほど、六月にして猛暑が続いている。  そんな日はぜひ、クーラーの効いた自宅に引きこもって読書をしよう。  ちなみに、前回に書いたおすすめ映画の記事はこちら。 パラレルワールドラブストーリー / 東野圭吾 映画化もされた作品。ガリレオシリーズやマスカレードホテルシリーズに比べれば目立っていない東野圭吾の作品だが、私は好きだ。 何がいいって、そこにある人間ドラマだ。嫉妬や羨望、人間の身勝手さや投げやりさ、優しさ、様々な感情が混ざり合っ

【特集6月号】おすすめエンタメ-MOVIE-

 映画鑑賞は趣味のひとつだ。  一人で映画館に行った時の神経が研ぎ澄まされた感覚も、一人でDVDを観た後の感傷に揺らいだ心を発散するひと時も、二時間前後の映画を観たからこそ沸き上がるものだ。  そんなわけで、特集6月号「梅雨はおうちでエンタメ三昧 #おすすめ名作映画 」に沿って、決して映画に詳しくない私によるおすすめ映画を書いていこう。 ■洋画TIME/タイム 命の在り方と時間について、そして裕福と貧困について考えさせられるSF映画だ。 「時間=通貨」という概念が面白い。

【特集5月号】一人で宮古島を旅した記録

#連休に行きたいおでかけスポット もうGWも終わってしまうが、特集に沿って私の思い出を書いてみよう。  コロナ禍前でもある数年前の五月、私は一週間ほどの連休をいただけることになった。そこで、私は三泊四日の一人旅を計画。  行き先はずっと前から行きたかった沖縄の離島、宮古島だ。 航空券+ホテル+レンタカー付のプランをネットで予約  さて、私は飛行機を一人で乗った事のない初心者だった。  色々と不安を抱えながらも、空港まで高速バスに乗り、右往左往しながらキャリーケースを預け

【特集4月号】後輩たちへ

 二十代の頃、「日経WOMAN」(日経BP社)という雑誌を愛読していた。  大学生の頃だったか就職したばかりの頃だったか記憶は定かではないのだが、とにかくその雑誌を購読していた頃に、雑誌内で「妹たちへ」という特集が組まれていた。  人生の大先輩である四、五十代の女性著名人による、見開き二ページにわたるリレーエッセイだった。  そのなかでも特に印象に強いのが、作家である村山由佳先生の回だ。三回に渡って書かれた内容はとても壮絶で、だから村山先生は「ダブルファンタジー」のような作品

【特集3月号】デスクツアー

 今年は例年に増して寒さの厳しい冬だった(そしてこれを毎年言っている気もする)  ようやく三月、いつも冬タイヤから夏タイヤに変えるタイミングを見失うので、今年こそは早めに取り組みたい(予約をせねば!)  さっそくnote特集3月号の「新生活をむかえて」に含まれた #こだわりデスクツアー を開始したいと思う。  実はデスクを購入したのが昨年の八月なので、このデスク&チェアがこの家にやって来て、まだ半年ほどだ。  これまでの私はリビングのちゃぶ台か、寝室にある押入れを作業場にし

【特集2月号】大切な人に贈りたい

 プレゼントをする事が好きだ。プレゼントを選ぶ時間も、それを渡した時の相手の喜んでくれた表情を見る事が好きだ。  それは季節関係なく抱いている感情なのだが、立春も過ぎた二月、世の中には甘い匂いが漂っているので、#note特集 の2月号に沿って、チョコレートやギフトについて書きたいと思う。 ●バレンタインとは そもそもバレンタインの由来が聖バレンタインの記念日だと言われている事は周知の事実だ。  それがいつからか恋人達がプレゼントを贈り合うイベントになり、日本では製菓企業の販

【特集1月号】2022年の抱負

 百貨店のコスメ売場が好きだ。正しくは、そこで接客している美容部員(BA)の人々を見るのが好きだ。  BAはとても洗練されている。綺麗にまとめた髪に、手入れの行き届いた肌、カールされた睫毛に、控えめに輝くネイル。彼女達の信念はおそらくただひとつ、美容に飢えた客を満足させることだ。  化学的な香りがほのかに香る売場が、ハイブランドの看板と共に輝いている。  一寸の隙も与えないその空気に佇んでいると、自然に背筋が伸びる。頑張ろうと思える。  目的と目標の違いを考える。仕事に忙殺