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NEW FACES!感想:いろいろあれこれ

神戸VARIT.さんの NEW FACES!というイベントに出演しました。
リンク:「VARIT. NEW FACES!」

ひとまず第一回ライブが怪我人もなく無事に終わりました。
よかったよかった。
ご来場頂いた皆様、ご一緒させて頂いた皆様、企画頂いた神戸VARIT.の皆様へ改めてお礼申し上げます。
ありがとうございました。

とにかく何かを作れたこと、それを発表出来たことは今後にも繋がる大きな財産になったなあとしみじみと思います。
これまで演劇でも基本的に既成台本を使うことがほぼ毎回だったので、たとえ歌詞であったとしても、1から作り上げた経験はとても新鮮でした。
作った工程の9割はいさご君が担っていましたが。

ライブの感想としては、「本当にいいライブパフォーマンスは生命力を見る人に与える」ということです。
今回のライブは我らがねるま いさご君含め5組が参加し、タテヤマリュウウノスケさん(神大の後輩ということを後で知る)や、CDを既に出されているさかいたくみさん、クレイジー漫談弾き語りの藤田さん等とご一緒させて頂いたのですが、
最後のトリを努めていらっしゃったのがパンクバンドのキッスイさんでした。(YouTubeのライブ映像はこちらから)

まず席をたたむように煽り、立てと呼びかけて全員総立ち。
そこからNew Faceの新人とは比較にならない音圧で会場をこれでもかと盛り上がて行きます。
僕もワッショイワッショイって感じでした。

本当にブワーッと強くて新鮮な風が心に吹き込むような心地で、ハンズ・アップなんかしていると、みるみるうちに心の澱が堰を切ったように流されていくのを感じていました。
民俗学なんかで生活のリズムは「ハレ」(「晴れの日」の「晴れ」ですね)と「ケ」(特別なことのない日)の2つに分けられるとか言ったりします。
それって昔のことじゃなくて、むしろ生活の知恵なんだなあと。
日常の仕事で気持ちをゴリゴリすり減らした後に
グワーッとお祭り騒ぎで気持ちを盛り上げることで生命力を取り戻すというリズムなんですね。

PAMが何の略称なのか今後決めないまま行こうと僕自身は思っているのですが、一応インスタグラムだと「Party Anima Masterpiece」って書いてます。
これって、「お祭り騒ぎでガーッと盛り上がって生命力を取り戻させるようなことができるパフォーマンス、そのパフォーマンスが傑作になる」っていう考えでつけてるんですが、まさにキッスイさんのこういうパフォーマンスを理想としていたんだなあと。
名前で付けてはいますが、本当にそういうパフォーマンスをやっていらっしゃるのを見て、改めて勉強になりましたし、なによりも楽しくて、飛び跳ねれて最高でした。

ただ、僕としては全く同じ方向性を目指すというよりも、僕らのパフォーマンスは色々なタイプのものをそろえれたらいいなあと思います。
踊れる音楽、騒げる音楽に加えて落ち着く音楽、チルアウトする音楽を揃えて、聞く人にとにかく生命力を吹き込むような、そんなパフォーマンスが出来たら本望だなあと思っています。
聞いて喜怒哀楽、踊考集仲、そんなことが出来る音楽を出来たらいいなあと思います。

そして、僕らのライブについての感想です。僕らPAMはバンドとして出演はせず、ねるまいさご君の一人弾き語りという形態での出演となりました。
練習期間中、いさご君は声が通るのでパフォーマンスについては信頼しきっていました。
ただ、本番を見て、ライブハウスのマイク・スピーカーの感じと、
セットリスト中の歌のテイストがガチッと合っていないかもなあと思った部分は少々ありました。
そのことに加え、バンド・ミュージックが向いている曲であっても、バンドで演奏が出来ないという事情もあります。
でも、それ込みで勉強かなと。
これまで小劇場演劇しかやっていなかったので、パフォーマンスの幅を広げるいい機会になるだろうなあと思います。
神戸VARIT.さんの胸を借していただいたことに本当に感謝です。
今後の僕らPAMに加え、ねるまいさご君の成長に乞うご期待ください。
こうやって書くと、ライブがなんか微妙だったんかな、と思うかもしれないですが、大満足の仕上りだったと僕は思っています。
ねるまいさご君は十分に力を発揮して、とてもいい仕上がりで本番に臨んでいました。

パフォーマンスには、言祝ぐこと、祭ること、弔うことが出来る力があると考えています。
僕らのパフォーマンスがご来場頂いた方の日々を言祝ぐことが出来たら、日常の中にお祭り騒ぎの瞬間を味わっていただけたら、誰にも受け取って貰えない悲しみを弔うことが出来たら、パフォーマンス団体PAMの冥利に尽きるものだと考えています。
次は4/28に福島区の油野美術館で公演です。
公演内容はライブ・芝居の2本立てとなっております。
共にオリジナル作品となっています。
お越し頂く方の明日が少しでも軽やかになれば、と思って私ナイアガラすすぎは公演の準備を進めています。
是非ともお越しください。

作: ナイアガラすすぎ

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