コインロッカーを彷徨って
旅行先でよくコインロッカーを使うのですが、場所によってロッカーのタイプって色々ありますね。
主流なのは、お金を入れたら鍵が閉まる昔ながらのものですが、最近は交通系ICカード対応のものも増えてきました。
このIC対応ロッカー、いちいち小銭に両替しなくて良いし、鍵を持ち歩かないから失くす心配もなくて便利なのですが、なにせ整理券を失くすとどの番号のロッカーに入れたかわからなくなって大変です。
そして、整理券はただの紙片なので、うっかり捨てそうになる……というか、はい。過去にやらかしました。下北沢駅のロッカーで。
小田急線と井の頭線が繋がっている関係でかなり複雑な作りになっている構内を彷徨い、ロッカーひとつひとつにカードを当てて確認する始末。
なんとか鞄を回収しましたが、20分ぐらいかかった……あれ以来、下北沢駅がトラウマ(別に下北沢駅は何も悪くない)。
時代的にたぶんどんどんキーレス化していくと思うので、IC対応に慣れていったほうが良いとは思うのですが。
あとこれは予言ですが、PayPayがこのままイケイケ(ミイラ語)なら、そのうちロッカー支払いに対応すると踏んでいるので、バーコード式ロッカーは一般化されると思います。すでに導入しているスーパー銭湯を今年2軒ほど見かけました。
ところで、日本ではコインロッカーが不足しているらしく、来年のオリンピックで外国人観光客を誘致するに当たってどう対策を取るのか議論されているといいます。
現在の日本では毎日17万人のコインロッカー難民が存在し、ロッカー数は30万個も足りないらしい。……下北沢駅にあんなにあっても足りないのか(下北沢から離れろ)。
自分はコインロッカー難民になったことは一度だけで、広い幕張メッセ内ならいくらでも空いているだろうと高を括って行ったら全部ふさがっていて、葛西臨海公園まで引き返した時のみ。
あれがなかったらたぶん夜の葛西臨海公園に行って海の向こうの暗闇に浮かぶ夢の国を見ることはまずなかったので結果オーライなのですが……まあ焦った。
葛西臨海公園の海ぞいって22時くらいでも真っ暗闇で、なおかつ写真を撮るのが下手すぎて伝わりづらいのですが、実際に目にするとなかなかエモい光景なのですよ。
今後、コインロッカーの代用として荷物一時お預かりサービスが発展していくのかもしれませんが、時代が発達しても「収納」についてはアナログな手法でないと難しいですね。
四次元ポケットが開発されれば楽なんですけどね。まあ四次元ポケットをなくしたら詰むけど。
サウナはたのしい。