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階段の方が楽

自分の家はマンションの3階にあるのですが、普段の上り下りにエレベーターを使うことはほとんどなく、いつも階段を歩いています。

別に健康のために歩こうとか考えているわけでもなんでもなく、ただ単純に、エレベーターが苦手だというだけの理由なのですが。

まず、エレベーターって自分のいる階に来るまで待たないといけないのがめんどくさい。コンビニのレジに5人以上が並んでいたら別のコンビニを探すせっかちでイラチな自分には向いていない。

あと、「開」と「閉」のボタンをよく押し間違えそうになるのもイヤ。どうして似ている文字を横並びに配列するのか。グローバルに「OPEN」と「CLOSE」という表記にしていただきたい。

むかし、就職活動で企業説明会の会場の高層ビルに行った帰りにエレベーターに乗り込んだら、後から別の就活生が「やった!間に合った!乗れる!」と満面の笑みを浮かべてこちらに走って来て、「あなたはこのエレベーターに選ばれし者です!おめでとうございます!」とこちらも天使のような清々しい気分で「開」ボタンを押し……、たはずが、「閉」ボタンを押してしまいました。これじゃただの意地悪な奴じゃないですか。あの時は本当にすまんかった。

そんなわけで、エレベーターが苦手な理由は主にボタンの配置のせいなのですが、実はエスカレーターも苦手だったりします。ところでエレベーターとエスカレーターってよく言い間違えそうになりません?自分だけ?

エスカレーターって本来は歩いてはいけないものみたいですね。すみません、最近まで本気で知りませんでした。そして、つい歩いてしまっていました。

どうせ歩くんなら階段と変わらんだろうと自分でも思っていたのですが、どういうわけかエスカレーターを歩いた方が早く着けるような気がするんですよね……。なぜなのだろうか。

関東では左側、関西に右側に並ぶのが基本とされていますが、新幹線が停まる駅だと他地方からの旅行者もいて、両側に人がまばらに並んでいる状態になってしまうのがちょっと鬱陶しい。新大阪駅とかもはや両側が塞がっているのが当たり前だし。

そんなわけで今日も階段を上るのです。段飛ばしで。段飛ばしで駆け上がるたびに、なんとなく「俺はまだまだいける!」って気分になれるし。

サウナはたのしい。