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清水港スタジアムと清水の未来の話②

前回の話を皆さんに読んで頂き、色々なご意見を頂戴しました。
本当にありがとうございます!

実のところ、スタジアムには興味があっても、まちづくりの事にはあまり興味ないんじゃないかな?って思いながら書いていたので、まちづくり大好きマンとしては大変嬉しかったです。

(。-`ω-)ただね?ひとつだけ文句を言うとね?
みんなの意見が出すぎで、書くことなくなるよね!!!!
嬉しいんだけどさ!!!

(´・ω・`)そんなわけで、皆さんの意見を参考にと言いながら、ほぼそのままお話する回です。
前回のお話は↓からどうぞ

注意点

具体的な施設の話をする前に、一つだけ注意点があります。
現在、計画中のENEOSさんの土地は「臨港地区」と言う使用用途が自治体によって制限される土地です。
その用地について、ちょっとだけ詳しく書いた記事がこちら。

なので、ぶっちゃけなんでも作れるわけじゃないんです。

それでも、まずは夢を語りましょう。
実際に作れるかどうかは、後で考えればいいんです。

ドリームプラザだって、今度作る海洋文化施設だって臨港地区に建てるんだから、なんとかなるんです。たぶん。(´・ω・`)シランケド

人々が日常的に集うスタジアムへ

まずは、スタジアムと言う非日常的な施設に、近隣住民が日常的に使う施設をくっつけちゃおう案です。
これには、普段サッカーに興味がない人にサッカーに触れて貰えると言うメリットがあります。

しかし、前回お話した通り、心理的に断絶されている土地に日常的な施設って何建てればいいの…と言うお話です。

日常案①:行かなきゃならない場所

心理的に断絶されていても、いかなきゃならない場所なら行くよね?
と言うかなり強引な案です。

(´・ω・`)行かなきゃ…ならない…場所…?

お察しのいい方はお気づきでしょうが、行かなきゃならない場所とは、
そう、「職場」です。

:;(∩´﹏`∩);:働きたくないでござる

と、震えていても食っていけませんので、人は必ず働きます。
そこを利用して強制的に人を集めるために、オフィスビルを併設するのです。

個人的には、より一層、心理的に距離を置きたくなるのですが、よく考えると仕事が終わって即試合に行けるんですから、それはそれでアリな気がしてきます。
そもそも、駅から徒歩数分なので職場の立地的には最高です。

さらにスポンサーの皆さんにおかれましては、試合開催日にスタジアムオフィスでお得意様と打ち合わせとかを設定しましてね?
打ち合わせ後に、「どうです?ちょっと1試合。」なんて、VIPルームでサッカー見ながら接待も出来るんですよ。

(*´ω`*)どちらかと言うと接待されたいです

日常案②:行政施設案

マイナンバーカードのおかげで、市役所・区役所へ行かなくてもよくなりつつありますが、行政施設と言うのは行かなきゃならない場所の一つです。

市役所・区役所をイメージすると、「あー手続き面倒だなぁ」って気分にしかなりませんが、試合前に面倒ごとを済ませられるのはとても便利です。

あとは、図書館とかもいいですよね。
清水駅を利用する高校生が多い点からも、現在の地域性にあった案だと思います。

割と無難な良案ですが、問題もありました…
すでに区役所の移転は、スタジアム併設とは別に計画されているんです。
これに対して、どうせなら一緒に計画すればいいのにって気持ちしか湧きません。
正直、病院や区役所の問題もセットで考えると時間がかかりすぎるのは分かるのですが、まちづくりとして考えた場合、それぞれ個別に計画する事は最悪です。

その辺の問題を解決する為にも、全ての問題を素早く同時に解決し進められるリーダーが必要です。つまり、次の静岡市長にはそんな強力なリーダーシップを発揮できる人を、私達が選ばなければならないのです。

(´・ω・`)もしくは誰か立候補して、応援するよ

日常案③(仮):小規模スーパーや公園案

これは、オフィスや区役所など、強制的に人を集める機能が近隣へ出来た場合に限りますが、スタジアムの付帯施設としては最低限の計画しか持たない案です。

この案のメリットとしては、今後活用出来るスペースが残ると言う点です。
エスパルスが試合毎に出来る事が変えられるので、エスパルスの企画の幅が広がります。

ただ、最初に記載した通り、他に人を集める手段が無ければ、絶対にうまく行きません。今までだって、清水駅東口には広いスペースがありましたが、イベントでもない限り人はいませんでした。

よく公園や広場を作る際に、人々の憩いの場にしたいと言うセリフを聞きますが、人を集める機能を作らずに場所だけ作っても、そこで人々は憩わないのです。

(´・ω・`)東口とか河岸の市しか行ったことないもんね…

より一層の非日常空間へ

非日常的なスタジアムへ更に非日常的な施設を付帯して、より非日常的な魅力を増やしちゃおうって案です。

どちらかと言えば、近隣住民と言うより観光客向けになっていきますので、ドリームプラザ等と競合しないような案を考えなければなりません。

非日常案①:フードテーマパーク案

大抵の人が大好きな「食」。
その食のテーマパークなんてどうでしょう?

新横浜のラーメン博物館や、ナンジャタウンの餃子スタジアム、ドリームプラザの寿司横丁などを思い浮かべてくれると分かりやすいかもしれません。

(´・ω・`)でも、もうドリプラに寿司横丁あるんでしょ?
寿司以上に観光客に推せる食べ物なんてないよ…

って思いますが、一つあるじゃないですか。
観光客がこぞってやってくる食べ物が…

\デェェェェェェェン/

『ハンバァァァァグッ!』

実は、かつて圧倒的なハンバーグ王国だった静岡市。

アカデミー支援パートナーの米久さん、クラブパートナーのシズオカミートさん、満を持しての清水出店へ、さわやか。と役者は十分です。

河岸の市とも被らないし、近隣住民も食べにいきそうだし、そもそもハンバーグなら海月が食べて支えます。(*´ω`*)マカセロ

非日常案②:高級ホテル案

海月とはほとんど関係ありませんが、世の中には、ラグジュアリーホテルと呼ばれているものがあります。

静岡市で言うと、日本平ホテルや羽衣ホテルが当たると思いますが、そのホテルへ滞在するだけで価値が見いだせるような、高級ホテルを併設するのです。
ラグジュアリーホテルは、そこに滞在する事に価値を見出せるようなホテルですが、そこにサッカー観戦も加えてしまおうという双方にとってチャレンジ要素の多い案です。

既にホテル・アラマンダ青山では、秩父宮ラグビー場を見渡せるスタジアムスイートを売っているので、ラグビー好きな人はぜひ泊まってみてください。そしてどんな感じだったか教えてください。
VIPとも違う新しいラグジュアリー観戦のスタイルってやつを!

(。-`ω-)もしこの案が通ったら、1回だけ泊めさせてくださいね?
お願いします。
お金はないですけど。

非日常案③:ショッピングモール案

おめぇ、さんざんダメだって言ってただろうが!
と、ツッコまれそうですが、非日常的なショッピングモールなら出来なくはない!

例えば、こんな記事があります。

ここ重要なのは、「ここでしか買えない物、体験できない物を提供する。」って部分です。記事の中に色々な実例があるので、ここでは上げませんが、この成功例は参考になるはずです。ですが、こっちはドリームプラザを阻害しないように選ばなきゃなりません。

でも、1企業が競合他社を気にしながら営業するって変な話ですよね。

なので、頭のいい海月は思いついたのです。
エスパルスドリームプラザ 新館として、営業してもらえばいいのだと。
そうすれば、競合する事ないですもんね!!!(アホ)

(`・ω・´)あまり大規模になるとノウハウ足りないだろうから、どっかの運営会社にアドバイザーを頼んで、ついでにエスパルスのスポンサーになってもらおう計画

第三の選択肢

さて、日常案と非日常案を3案ずつ紹介してきましたが、最後に一つだけ、付帯施設を作らない第三の選択肢も考えてみたいと思います。

一つだけ質問です。
皆さん、地名を言われて、真っ先に何を思い浮かべますか?

自分だと、
東京⇒東京タワー
大阪⇒通天閣
名古屋⇒名古屋城

って感じでしょうか。
こんな感じで、街の象徴的な物を「ランドマーク」と呼びます。

ランドマークって凄いんですよ。

大阪とか何も調べずに遠征行くと、とりあえず通天閣とグリコ見ておくかってなりませんか?
「有名だから見ておくか。特別興味ないけど。」
って、観光客に思わせる事が出来るのがランドマークなのです。

ちなみに最近のランドマーク界のニューヒーローと言えば、イカキング。
なんと経済効果は6億円!

凄い!じゃあ、静岡のランドマークって何だろ?
と、考えるとこれと言ってないんですよね。

これは、富士山と言う強キャラがあちこちで見えているせいでもあるのですが、逆にランドマーク的な建物が無いと言うなら、美しいスタジアムを作って、清水港スタジアムを静岡市のランドマークにしてしまおうという作戦も出来るはずです。

富士山!
海!
国立ザハ案みたいな唯一無二なスタジアム!
最近あっちこっちにある地名モニュメント!(SHIZUOKA)

スタジアムデザインにかかる要素が大きくなりますが、だいたいこれだけあれば、映えスポット=ランドマークになります。(暴論)

ENEOSの作った次世代エネルギーの使用量は減ってしまいますが、作った付帯施設が失敗して足かせになる事はなくなりますし、そもそもスタジアムの事だけ考えればいいので、思考がシンプルになります。

サッカーの街のシンボルとして、スタジアムに絞ると言うのもアリだと、僕は思っています。

最後に

いやー、今回は長くなりました。
しかし、これも、皆さんが色々な案を出してくれた結果です。

本当にありがとうございます。

しかし、スタジアムに関する問題はこれだけではありません。
試合後の交通問題などの実務的な話から、スタジアムへ集めた人をどうやって清水駅西口へ流し、清水の街を再生させるかなど、考えなきゃならない事は山積みです。

その話は、またいつかやるとして…(´・ω・`)
こうやって、清水の未来を考える事は、まちづくりの第一歩です。

まずはそこから頑張っていきましょう(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾


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