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#3 『腹黒のジレンマ』を読んでみての分析&感じたこと&私のストーリーの振り返り📖💭(どんな人とも仲良くする真意と背景)

〈ひとに嫌われる〉
ぶんちゃんは、小学校の時に特定のグループに属しておらず、いろんなグループを横断していたという。1人で過ごしている子に対しても話してみたいと思っていたようだ。

それに対して、私も通ずるものがある。

小学生の頃はある特定のグループに所属していることが多かったが、それでもみんなと仲良くするタイプだった。

中学に上がってからは、仲良い子たちがいるものの、グループでいるわけではなかった。教室の端っこで読書しているような子とも仲良くしたくて、積極的に話しかけていたなあと思う。

そこで私は新しい発見をしたのだ。教室の端で読書している子は物静かでおとなしい子なのだと思っていた。だけど、その子と話してみると、実際は違って、とっても面白い子で、卒業時にはみんなを笑わせる存在になっているほどの価値を秘めた子だったのだ。

ここで、今の私の心を形成するものができていたのだ。『見た目で判断するのではなく、実際に話してみないとその人の本当の姿はわからない』ということだ。

だが、高校生の頃は勉強ばかりしていて、しかも、その時期は人見知りが激しくなっており、ずっと同じ子たちとしかいなかった。(高校生の時はグループに属していた)

そして、大学生になって、今の親友であるリナに出会った。リナは本当に誰とでも仲良くすることができて、みんなから好かれるし、だからといってグループに所属してるわけでもなく、本当に色んな人と仲が良かった。運がいいことに、そんなリナと必修の授業がたまたま全部一緒で、すごく仲が良くなった。リナに関わる人たちをたくさん紹介してもらって、私もまた、色んな人と仲良くなることができた。

そこで私はグループに属すのではなく、「クラスのみんなと仲良くする。また、クラスを超えてみんなと仲良くなる」事が当たり前になった。外語大なわけで、留学生の子がクラスにいて、その子たちはどうしてもクラスの子にあまり馴染めていないようだった。だけど私はその子とも話してみれば、何か新しい発見があるかもしれないと思ったのだ。実際に話してみると、すごく優しくて、頭が良くて、色んなことを教えてくれたし、いつも私に協力してくれた。

ぶんちゃんの本にも書いてあったが、私は単にみんなと仲良くしたい、嫌われたくないという思いよりも、「人が好き」だから、こうやってどんな人とも仲良くなりたいんだと思う。この本を読むまで自分がどうしてみんなと仲良くしたいのかなかなかこれと言った言葉が見つからなかったのだが、ぶんちゃんのおかげで「人が好き」という理由を見つける事ができた。もっと早く読むべきだったなあと。笑

人が好きっていうのは、色んな価値観があって面白いからだと思う。コミュニケーションをしてみると、そんな考え方があったのか!とか、そんな意見もあるのかあ!と自分には無かったものを見つける事ができたり、逆に自分と似たものを見つける事ができたりして、面白いし、楽しいし、嬉しくなる😊だから私は同じ人とずっと一緒にいるよりも、色んな人と関わり合いながら生きていきたいと思っている。

ぶんちゃんは嫌いな人が本当にいないらしい。私も少し似たようなもので、嫌いな人があまりいない。例えば、グループの中で雰囲気を壊すような人がいても、私は全然嫌いにならない。むしろすごいなあと感心する。自分を持っていて強いなあとか。私とは違う価値観を持っているなあとか。、、逆に興味が湧くのだ!!!✨ここに関してはあまり、今まで共感してもらえる事が少なくて、『自分と合わない人とは距離を置く』とか、『関わらないほうがいい』とか散々言われてきたけど、でもやっぱりそれは私には合わない。とことん付き合っていきたいと思うのだ。(もちろん精神的に傷つけてくるような人であったり、疲れてしまうと感じる人とは距離を置くが。)

なんで、自分はこのようになったのかと考えてみた。
もしかして、反面教師というか、反対の人が私の周りにいたからなのではないだろうか。1番近しい反面教師は私の妹だ。私の妹は第一印象で人を決め、その人と仲良くするかしないかを決めるタイプだ。(もちろんそのタイプが悪いとかではなく、ただ私とは違うという事である)
妹タイプだと、あまりストレスを感じずに生きていけるのかもしれない。たまに、妹の考え方もいいなあ。そうなりたいなあと思うこともある。だけどたまに、第一印象で決めてしまうのはもったいないなあとも思う。
でも妹のおかげで、今の自分があるのだなあと思う。私にとって妹は、私の人格形成に深く関わっている1人なのだ。

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