【育児0】出産後の入院生活
いよいよ育児編スタート!
まずは、出産後の入院生活から。
前回 :
出産後〜退院までのダイジェスト
自然分娩のため、入院日数は5泊6日。
慣れない育児にボロボロの体で、子供が寝ている間はほぼベットの上で気絶していました。
初日の母児同室は無理だった
バースプランには、一丁前に「母児同室希望」と書いたのですが、出産直後は体力が底をつき、初日の夜は母児別室で過ごしました。
おかげで初日だけ6時間分のまとまった睡眠時間を確保できることに。
産後の体は交通事故患者と同じ状態とよく言われています。
この状態で入院中から体をこき使うとは思わず、毎日睡魔と疲労感と出産時の傷と戦っていました。
産後の体の変化
出産後(産褥期)の母体の変化は凄まじく、中でも特に驚いたのはお腹、悪露、と乳房。
◆お腹
臨月でパンパンだったお腹は分娩後、妊娠前に近い状態に戻ると思っていました。
実際は、妊娠中期くらいの大きさに萎んだだけ。
( ;∀;)
産後は骨盤を支える筋肉が弱り、子宮等の内蔵の位置が下がるため、ぽっこりお腹になります。
また、子宮の大きさも徐々に元に戻ります。
分娩翌日の母体チェックで、看護師に溝内あたりを思いっきり押され、
「ここテニスボールみたいに硬いものがあるの分かります? これが子宮なんですよ~」
と説明されました。
◆悪露
子宮内膜や分泌物の排出のこと。
事前に、悪露=生理時にでてくる塊みたいなものと伺っていたのですが、出産翌日、ショーツを覗くとぶどうゼリーみたいな赤紫色のプルップルの物体がいました。
◆乳房
出産後2日目頃から乳房が全体的に張ってきて、3日目には脇下の乳腺がカチコチになるほどでした。
最初は母乳の出が悪く、お子が上手に咥えられないため、授乳度に乳頭(※)をピンポイントで吸われ、母体は悲鳴を上げていました。
༼;´༎ຶ ༎ຶ༽
※正しくは乳輪を加えた方が出やすい+母体への負担少ない。
吸われていくうちに乳腺が開き、入院4日目からは看護師が少し乳輪をつねっただけで母乳が噴水のように勢い良く出てくるようになっていました。⛲
改めて、母体の変化は凄まじい。
入院時に出会った人々
出産時期が近いママさんも何人かいましたが、お互い慣れない育児で余裕がなく、これといった交流はありませんでした。
中には、授乳時の乳頭の損傷に耐えられず授乳室で泣いているママさんや、子供をナースステーションに預けて休憩室で燃え尽きたママさん等、色んな方々をみました。
また入院中は、色んな看護師さんにお世話になりました。
先輩ママさんのような包容力のある方や、授乳で困っていると親身に相談にのってくれる姉御肌の方等、性格や仕事スタイルは様々。
基本的に皆さん優しかったのですが、表情と本音が合っていなさそうな方もいて怖かったです。🥲
それは、入院期間半ばの真夜中3時頃。
お子のオムツ換え中に便が昨日と色が異なる+緩いと感じ、体の不調が原因で泣き止まないのかもしれないと思い、念のため、夜勤の看護師に相談してみました。
そして、当日担当していた中堅(と思われる)の看護師から真っ先に返ってきた言葉が
「赤ちゃんが泣くのは当たり前です(ニッコリ)」
いや、それは分かってるんだけど、
ここはプロならではの意見がほしかったの!!! 💢
щ(゜ロ゜щ)
しかも、お子の状態を見ないで去っていった…!!
結局、その後自室で+1時間ほど格闘し、軟便の件も自分で調べまくった結果、おそらく許容範囲内ということが分かりました。(幸いにもその後、特にお子の不調はなく)
また、専門家がいても、自分の子供は自分しか守れない、と本気で思うきっかけになりました。
やっと退院
夫が産院に迎えに来てくれました。
感染予防目的で入院中は親族でも面会NGだったため、退院日がお子との初対面。
子供が生まれてもすぐ会えず、その上ヨボヨボ姿の妻を見てどう反応するのか気になったのですが、
夫は子供をみた瞬間笑顔になり、ほっぺを軽くツンツンして迎えてくれました。👉(´ε` )
これから怒涛の育休生活が始まります。
余談 出産費
今回は都内の総合病院で産みましたが、出産及び入院費合わせて約60万円でした。
(普通分娩/会陰切開あり/個室部屋)
無痛分娩だったら+10万円とかですかね。
後から知ったのですが、ベビー用品店のスタッフに産院について話したら、サービスレベルが必要最低限〜普通(? ※)みたいでした。
個人的にはあまり気にならなかったです。(・∀・)
※豪華な食事やエステ等はなく、退院時にもらう子育てグッズも最小限。
次回に続く。
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