大手銀行の銀行口座で問題が発生しています❣️🐸🍿
アメリカでは、特定の銀行で口座振り込みやATMでの引き出しに関する問題が、発生しているようです。
こちらの記事を翻訳して転載します。
（2023年11月3日の記事です）
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記事の概要
JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、バンク・オブ・アメリカ・トゥルーイスト、U.S.バンクの4行で、クリアリングハウスの処理に問題が発生した模様。
顧客は給与口座への入金が遅れたと報告している。
巨大なACHネットワークを運営するクリアリングハウスは、影響を受けた銀行と協力していると述べた。
JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、バンク・オブ・アメリカ、トゥルーイスト、U.S.バンクなどの顧客は、金曜日に口座振込の遅延という問題に見舞われた。
障害監視サイトDowndetectorは、口座残高、取引、入金に関する問題を含む、複数の金融機関における様々な問題を指摘した。このサイトには、様々な口座障害に関する数百件の報告が記録されている。
「JPモルガン・チェースの広報担当者は、ThinkAdvisor（https://www.thinkadvisor.com/）に、電子メールで「この問題は複数の銀行と銀行の顧客に影響を及ぼしていると報告した。
ウェルズ・ファーゴの広報担当者は、この件に関する質問を手形交換所に照会した。クリアリングハウスは、毎日2兆ドル以上の決済を行う決済ネットワークを運営する会社である。
「クリアリングハウス（TCH）は、1つのACHファイルで処理の問題が発生した。TCHは影響を受けた金融機関とこの問題に取り組んでいる」と、クリアリングハウスの広報担当者はThinkAdvisorの電子メールに語った。
TCHは自動クリアリングハウス（ACH）ネットワークである、エレクトロニクス・ペイメント・ネットワーク（EPN）を運営し、連邦準備制度理事会はFedACHを運営している。これらは米国で認可された2つの自動クリアリングハウス（手形交換所）であり、銀行から受け取った支払いを仕分けし、受取金融機関へと誘導する。
この不具合は「人為的ミス」によるもので、1日のACHネットワーク量の1％にも満たなかったと、TCHの広報担当者は後日電話インタビューで語った。
U.S.バンクの広報担当者は、金曜日の午後にThinkAdvisorの電子メールにこう語った： 「業界全体の技術的な問題で、11月3日に一部の預金に影響があったことは承知している。顧客の口座は安全なままであり、残高は入金が確認され次第更新されます。現時点では、その時期の見通しは立っていません。顧客は何もする必要はありません」
金曜の午後、FRBのウェブサイトに、EPNが木曜夕方の処理窓口で参加金融機関に配布したファイルに誤りがあったとの通知が掲載された。EPNはFRBに対し、口座と受取人のデータが不明瞭であるため、受取機関が商品を処理できないと通知した。
「EPNは参加金融機関に返送を開始するよう指示しており、送金元の預金取扱金融機関は、支払いを完了するための新たな手段を開始する準備が必要である」とFRBは報告した。
実際に、ソーシャルメディア上では、多くの銀行が利用している決済機関が一夜にして機能停止に陥ったことを伝える顧客もいた。
「Downdetector」や「X」（旧ツイッター）には、口座振り込みがないことを訴えるユーザーが多数いた。
「今日、口座振込を受けられなかった人はいますか？ 私の勤め先では人事システムに問題があったようですが、私の会社以外でも、ネット上で他の人が振り込まれなかったと言っているのを見ました。東部時間午前10時30分ごろ、あるXユーザーが「銀行の問題かもしれない」とツイートしました」
別のユーザーは午後、社会保障省にこうツイートした：
「なぜ口座振込が遅れているのでしょうか？」
さらに別のXユーザーは、バンク・オブ・アメリカのウェブサイトからのメッセージのスクリーンショットを投稿した。そのメッセージには、口座は安全で、残高は更新され、顧客は何もする必要はないと書かれていた。
「私は給与計算会社に勤めていますが、電話が鳴りっぱなしです」と、Downdetectorのユーザーが同サイトのJPモルガン・チェースのページに投稿した。
Downdetectorは午前11時ごろ、JPモルガン・チェースの口座に関する190件近くの問題報告を記録し、そのほとんどが残高と取引に関するものだった。
同サイトは、午前11時35分にバンク・オブ・アメリカに関する300件以上の問題報告を記録し、その55％がオンライン・バンキングに関するものであった。
TruistはDowndetectorで一時500件以上の問題報告を集めたが、正午頃には200件以下に減少した。U.S.バンクでは同じ時間帯に165件の報告があった。
Xのユーザーも、ハンティントン銀行の口座に予想通りの入金がなかったと不満を漏らしたが、同銀行に関する問題報告は、Downdetector上では多くても80件程度にとどまった。Downdetectorのコメントとサイトログは、PNC、TD銀行、シチズンズの口座振込の遅れも示しており、それぞれ50件以下の報告だった。
とのことです。大手銀行の他でも、小さなトラブルが報告されているようです。
原因は人為的なミスだと報告されていますが、それが本当なのかどうかはよく分かりません。（偶然はない）
金曜日は給与の支払日だったので、手元にお金がなくて住宅ローンや車のローンなどの支払いができなくなった人も多いかもしれません。
このようなトラブルが続くと、人々は金融機関に対する不安が増大して、ますます銀行にお金を預けるのが心配になり、さらなる預金（現金）の引き出しへとつながるものではないかと予測されます。
すでに多くの銀行では人員減らしの必要に迫られ、人手をどんどん減らしているそうですから、多くの人々が騒ぎ始めたら、銀行がいつまで対応できるか分かりません。
昨日、カリフォルニアのウェルズ・ファーゴに行きました。現金自動預け払い機が故障していて、働いていたのは行員が1人だけでした。行列はドアの外まで続いていました。
— ウサギの17号ソルジャー (@usagisoldier17) October 21, 2023
銀行は20年3月15日以来、預金準備率が底をついています。銀行は破たんしており、銀行倒産が起こるでしょう。… pic.twitter.com/JGjp68tZb1
世界の金融システムは連動していますので、米国の金融システムが破綻すると、日本ももちろん安全なままであるとは考えられません。
「いつ何が起こってもおかしくない状況」だと言えるかもしれませんので、今後の動向には注意が必要ですね🙏🌸🐰🌸
この記事を投稿した後に、関連する追加情報がありましたので、補足をしておきます。
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米地銀のファースト・シチズンズバンクが破綻したという投稿がありました。米国では、これが今年6件目の銀行破綻になるものと思われます。
— シロエナガちゃん (@RabitSoldierMax) November 5, 2023
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「シチズンズ銀行、全預金を差し押さえ！」
金曜日にアイオワ州サックシティのシチズンズ銀行が、規制当局によって閉鎖された最新の銀行となりました。… https://t.co/eWTASnpNzv
シチズンズ銀行、2023年に破綻する5番目の米国銀行となる。
— シロエナガちゃん (@RabitSoldierMax) November 5, 2023
シチズンズ・バンクの2支店は、月曜日にアイオワ・トラスト・アンド・セービングス・バンクの支店として通常営業時間内に再開する。
アメリカでは銀行危機が続いており、またもやアメリカの地方銀行が営業を停止した。…
シチズンズ銀行、2023年に破綻する5番目の米国銀行となる。
シチズンズ・バンクの2支店は、月曜日にアイオワ・トラスト・アンド・セービングス・バンクの支店として通常営業時間内に再開する。
アメリカでは銀行危機が続いており、またもやアメリカの地方銀行が営業を停止した。
政府は財務上の問題を理由にシチズンズ銀行を閉鎖し、連邦預金保険公社（FDIC）が一般への警告を行うことなく経営権を握った。
FDICは11月3日、シチズンズ銀行に対する措置について声明を発表した。
シチズンズ・バンクは今年、全米で5番目に破綻した銀行となる。他の破綻銀行リストでは、ハートランド・トライステート銀行、ファースト・リパブリック銀行、シグネチャー銀行、シリコンバレー銀行、ファースト・シチズンズ銀行が2023年に閉鎖されている。
閉鎖は2023年3月10日から始まり、ファースト・シチズンズ銀行は経営破綻した。
FDICの声明：「アイオワ州サックシティのシチズンズ・バンクは本日、アイオワ州銀行局により閉鎖され、同局は連邦預金保険公社（FDIC）を管財人に任命した。
預金者保護のため、FDICはアイオワ州エメッツバーグのアイオワ・トラスト＆セービングス・バンクと、シチズンズ・バンクの全預金を引き受ける売買契約を締結した。
シチズンズ・バンクの2支店は、月曜日にアイオワ・トラスト・アンド・セービングス・バンクの支店として通常営業時間内に再開する。
今晩から週末にかけて、シチズンズ・バンクの預金者は小切手を振り出したり、ATMやデビットカードを使って預金にアクセスすることができる。
当行宛に振り出された小切手は引き続き処理されます。ローン利用者は通常通り支払いを続けてください。
シチズンズ・バンクの預金者はアイオワ・トラスト・アンド・セービングス・バンクの預金者となるため、預金保険の適用を維持するため、銀行との関係を変更する必要はありません。
シチズンズ・バンクの顧客は、アイオワ・トラスト・アンド・セービングス・バンクから、支店でも口座を処理できるようにするためのシステム変更が完了したとの通知を受けるまで、既存の支店を引き続き利用する必要があります」
2023年9月30日現在、シチズンズ・バンクの総資産は約6600万ドル、預金総額は5900万ドルであった。
預金全額を引き受けることに加え、アイオワ・トラスト＆セービングス・バンクは破綻銀行の実質的な全資産を買い取ることに合意した。
FDICは、預金保険基金（DIF）にかかる費用を1,480万ドルと見積もっている。
アイオワ・トラスト・アンド・セービングス・バンクの買収は、他の選択肢に比べ、DIF（1933年に連邦議会によって創設され、全米の銀行の預金を保護するためにFDICによって管理されている保険基金）にとって最もコストのかからない解決策であった。
シチズンズ・バンクは今年、全米で5番目に破綻した銀行である。アイオワ州での最後の破綻は、2011年11月18日のポルク・カウンティ・バンク（アイオワ州ジョンストン）であった。
シチズンズ銀行が2023年に破綻した「5番目」の銀行とありますが、実際には6番目の可能性もあります。件数の数え方によるものだと思われます。
もしかすると、実際はこれが「6番目」の銀行だとしても、「5番目」の銀行破綻を公式に報道していないのかもしれません。（保留）🙏🌸🐰🌸
過去の関連記事がありますので、こちらにご紹介しておきます。
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