テストライティング後音信不通に!だまされた場合、クライアントは「詐欺」になる?
ライターをしていると、時折「テストライティングを受けませんか?」と誘われるケースがあるものです。
「テストに合格すれば好条件で依頼します」などと言われると、ついつい無償でもテストを受けてしまいがち。
しかしテスト記事を納品したとたんにクライアントが音信不通になるケースも少なくありません。そんなとき、クライアントは「詐欺」になるのでしょうか?
今回は、ライターがテストライティングを受けた後クライアントが音信不通になった場合に詐欺になるのかなどの問題を解説していきます。
1.テストライティング後、音信不通になること自体は詐欺ではない
テストライティングを受けるまではレスも早く信頼できる印象だったのに、納品したとたんに音信不通になるクライアントは少なくありません。
ライターにしてみると「騙された」と感じるでしょう。そんなとき、クライアントは「詐欺」になるのでしょうか?
この場合、法的な「詐欺」になる可能性は低いと言えます。
なぜならクライアントはライターを「騙していない」からです。
クライアントが「無償のテストライティングを受けて下さい」と言って、ライターが「はい」と答えた時点で「ライターは無償でテスト記事を納品する」という契約が成立しています。
またクライアントから「必ず採用できるとは限りません」と言われて了承していたなら、納品後採用してもらなくても文句を言えません。
はじめから「報酬を請求できない」「不採用となっても文句を言えない」という不利な内容契約になっており、ライターとしても了解しているのですから、納品後クライアントが報酬を払わず連絡をしてこなくても詐欺や契約違反にはなりません。
ただし「採用不採用については、納品後〇日以内に連絡する」などと取り決めていた場合には、連絡しなかったことが契約違反となる可能性があります。
その場合でも、「早く連絡するように」と言える程度で、大々的な損害賠償請求などは難しいでしょう。
2.詐欺や契約違反になる可能性があるケースとは
ではテスト記事納品後、クライアントが音信不通となった場合、詐欺が成立する可能性は一切ないのでしょうか?
実は、こういったケースでも詐欺や契約違反になる可能性はあります。
それは、以下のような場合です。
17歳で重度の拒食症(摂食障害) 25年間苦しみ続けてきました。 必死で勉強して弁護士になりましたが病気が悪化して廃業 その後、在宅ライターになりましたが命の危機もあって入院中です 毎日入院日記を投稿中 よかったら闘病生活のサポート、お願いいたしますm(_ _)m