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医学部女子のパートナー戦略

割引あり

医学部に入学し、4年生頃から同級生間で深刻に聞かれ始めるのが、
結婚をどうするのか?
という話。


傍から見ていれば、「男女平等の時代に何を!?」といわれるかもしれないが、実は、結構根が深い。

医学部女子の結婚が深刻な理由

その理由として
1. 医学部を卒業するのは早くとも24歳前後にある
2. 多くの医師は卒後臨床研修制度に乗ることが求められる
3. 地域枠入学の場合、勤務先に制限がある

が挙げられる。

卒業する年齢が一つの壁に

まず、医師の一般的なキャリアを知ってもらう必要がある。
平均的な男性医師のキャリアはこうだ。

24~26歳 卒業、初期臨床研修開始
26~28歳 初期臨床研修修了、専攻医プログラム(サブスペシャリティー含む)開始
29~31歳 専攻医プログラム修了、基本領域の専門医取得。サブスペシャリティー研修残り継続
30~32歳 サブスペシャリティー修了、サブスペシャリティーの専門医取得+以降、指導医など様々な資格を取る人もいる

という感じになる。男性ですら卒業から6年以上経過しないと、
「○○科の専門医です」とはいえないのだ。

また、研修制度に乗ったうえで試験にパスできなければ、当然どんな診療科でも専門医は名乗れない。

では、女子(女性)の場合、どうなるのか。
男子同様、どんなに早くても卒業時には24歳である。そして、職場にはピチピチの25歳未満の看護師、放射線技師、臨床検査技師、PT、OT、ST 果てはMRまでライバルがひしめいている。『若さ』という武器に女医の多くは恐れおののいているのだ。(先輩談)

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