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「こども本の森神戸」に寄付している理由。

故郷の神戸にある、「こども本の森神戸」毎年継続して寄付しています。
毎回神戸市から送られてくる、お礼状は大切に保存して自分の宝物にしています。

寄付を積極的にするようになったのは、ここ10年くらいだと思います。それまではそんなにまとまった額の寄付にあまり興味も無かったというのが本心ですけど。

「こども本の森神戸」に寄付する理由は
自分が神戸に育ててもらったという意識が強い。神戸大学在学中に今の会社を創業、そして右左がわからない中、神戸や、神戸に活躍している方々の協力があって今の自分がいるという強い感謝の気持ち。
それから、国や地域が豊かになるのは子供の教育であるという強い信念をもっていることでしょうか。
寄付には様々あります。ホームレス支援や、障がいのある人への支援、発展途上国や、二酸化炭素削減への植林、災害時の被災地への支援、子供食堂など、子供の支援、、などなど。
一通り、額の大小はありますがやってきましたけど、中でもやはり、自分の中では有能な人を育てるのが国が一番発展するのではという意識をもっています。次世代をひっぱる人を増やすということこそが、社会を良くすると思うのです。

人は生まれながらに不平等です。
勉強する機会、環境のない人は現実にいます。
家族に病気の人がいるとか、経済的に小さい頃から働かなければならないので勉強する時間が削られる、周りに勉強を大切だと説いてくれる大人がいないとか。。
豊かな家庭の子供とそうでない家庭の子供のギャップは広がるばかりです。そして、そういう人は増えてきているように感じます。

日本には資源がありませんから、人こそが資源なのです。
だから、勉強する機会のない人には、その機会を作るということが社会命題なのだと私は考えています。
行政もやっていますけど、しかし不足する分は自分も少しでも協力したいという気持ちです。
「こども本の森神戸」は安藤忠雄氏による設計で、安藤氏も多額の資金を提供してくださっています。建築も一流、そこにある本も一流でこどもの脳を刺激する環境が誰でも経験できます。
誰でも来れて、素晴らしい環境の中で、刺激的な知識をインプットすることが、子供の好奇心や感受性を高めると信じます。

つらつらと書きましたが、自分もそんなに余裕が有る訳ではありませんし、今後自分がどうなるかもわかりませんが、それでも、自分がやれる範囲のことは、これからもやっていきたいと思っています。

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