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ファッションスタイリングでの配慮

こんにちは、小川寛生です。
仕事をしてて気になる事を簡単に書いていきたいと思います。というのも自分にはセンスがあると自惚れている方が多いように感じております。僕にたどり着く前に既に選んでもらった人がイマイチな事が多いからです。
なぜ、そうなるかを考察していきたいと思います。

1.時代は変わる

ここが一番大きなところだと思います。洋服好きな人は20代の好きな服のテイスト、素材感、シルエット、色がアップデートされずに自称オシャレを自負してる方が多いように感じます。
『そのオシャレ分かるし着てたんだけど、今は古い!!!』
って事が多いです。どこで買ったんだと逆に思う事さえあります。UNIQLO・GUは何気に流行に合わせてシルエットや配色などかなりこだわってます。
ここも勘違いされてる方も多いのですが、日本でダントツトップのアパレル企業がファッション感覚もトップクラスなわけでここをダサいと言ってるうちは、万人に対応したコーディネートは厳しいと感じます。

2.ファッションから離れていた時期がある

なぜセンスが古いのかというと流行に乗れてないからです。僕の20代はタイトシルエットやVネックのギラギラした格好が流行ったわけですが、流行に敏感な人や服が好きな人ほど飽きるしクルーネックやビック新しく感じるはずなんです。
今はノームコアが続いていたのもありプリントTやミリタリーコーデなどが来ています。実際、UNIQLO・GUだけでなくZARAやH&Mなんかもノームコア脱却に向かっています。
ファストブランドがしっかり追いかけてるのでトレンドを無視するわけにはいかないわけです。

3.相手の大事な物は大事にする

自分のエゴを押し付けず、お客様が大事にしてるものを大事にする必要があります。こだわりがずれてる場合は納得のいく説明が必要になります。
つまり感覚だけではなく、お洒落の根拠を説明する必要があります。
時々、エゴ全開の人で『こだわりありますか?』と聞くと『全身選んでもらったんですよ!』とびっくり発言を聞いた時はどうしようかなと思ってしまします。

今回は洋服を通じて書きましたが、自分に置き換えられる内容が多々あると思います。僕も気をつけてますが『普通〜でしょ』とか『私なら〜』とか中途半端に使うと特大ブーメランが返ってきます。
お金をもらう重みを噛み締めながら最高の価値観を与えるべく自分を磨き勉強することがとても大事なのではないでしょうか。

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