た、たたたたた

玉木の宏が結婚するとYahooニュースに書いてある。
結婚だと。
結婚だと。
結婚だと。

私、瑛太が結婚した時も、妻夫木聡が結婚した時も、福山雅治が結婚した時も、阿鼻叫喚する女子たちを尻目に、結婚したって拝めるのだし、なんといっても寿ぎじゃないの、おめでたいベクトルでいんでないの、と思ってきた。
今思えば、彼女たちの気持ちが1ミリも分かっていなかった。
あの頃の私を鈍器でぶん殴りたい。

もちろん、おめでたいベクトルでいいのだ。
宏が幸せなら素敵なのだ。
素晴らしいのだ。

でもね、でも。
私、実は夫の中の人を玉木宏だと信じ込んで「むはーめっちゃ好き!!!」と女性ホルモンじゃぶじゃぶ出して、幸せアベレージ保ってきた部分が多少なりともあるのだよね。
もはや、誰かの玉木宏ともなれば、夫の中の人を誰だと思えばよいの。
幸せアベレージ下がるでないの。
家族の円満にヒビが入るでないの。

しつこいようだけど、宏が幸せなら素敵なのだ。
でも、でも、私、あの、宏の声でなんか優しいこと言われたり、頑張ってるねって言われたりしてる、と思う幸せを手放すのほんと悲しくて苦しくて、もう何を楽しみに頑張ったらよいの、くらいの気持ちがあるのも事実としてそこに確かにあって、その、なんて言うか、泣きたい。

そして、現実世界に宏が件の女優に優しいこと言ったり、頑張ってるねって肉声で言ってるんだ、言ってたんだ、と思うと、なんていうの、惨め通り越して無気力。

いつぞやテレビで宏は、ズボラなのだと話していた。部屋も汚いし、ペットボトルも飲んだら飲みっぱなし、腐るまでそのへんに置いてる、って言ってたんだけど、それってもしかして、ああ、私は宏とは暮らせないなーって思う女子を増やしといて、こういったいわゆるロスを未然に防ごうと思ってのことかな、と思うとその素晴らしい人間愛にまた好きになるよ、宏。

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また読みにきてくれたらそれでもう。