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メガネがほしい

新しいメガネがほしくてここの所、メガネ屋をみつければ中に入ってあれこれ試着している。
因みに私はメガネが似合わない。
どう?と素敵なメガネをつけて夫に見せるのだけど、大抵苦笑いされてしまう。
なぜ似合わないのかというと、まず、耳の高さと目の高さが合っていないのだ。目のほうが少し高い。
つまり、メガネをかけるとまあるいレンズの中心より少し上に私の目があることになる。
三木のり平感がすごい。
さらに追い打ちをかけるような致命的なポイントがある。
顔が薄い、のです。
顔の薄さについて考えたことがある人は少ないと思う。
だって、皆さん顔が薄くないのだ。
街を行く人皆、顔が薄くなくてほれぼれする。
たまに理想的なまでに顔にしっかりとした厚みのある方がいたりする。
いったいなにを噛みしだいたらそのような骨格になるの、親御さんの教育がよろしかったんやろうか、それとも前世の行いがよかったんかな、あれこれ、いつまでも見ていたくなる。
因みに顔が厚い、というのは顔が大きいということではまったくなくて、例えていうなら大地真央(敬称略)。大地真央の輪郭の美しさすごくないですか。皆さん一度大地真央の横顔を見てほしい。彫刻のような厚みのある横顔が芸術的でさえある。

私は顔が薄いので鼻筋と耳までの距離がとても短いのだ。
つまり、それはメガネのツルが大胆に余ることを意味している。
ツルが余るとどうなるか、メガネはずり落ちるのだ。
三木のり平感は加速する。
夫が苦笑いするのも無理はない。

随分と前から乱視がきつくてコンタクトレンズではなかなか視力が出にくい事情がある。加えて、ここの所、夜になると目がかすむことが増えてきた。
そして、こちらは車社会の地方都市なので夜でも運転する機会が多いのだ。
メガネをつけてクリアな視界で夜も快適に運転したい。
さらに朝。朝の忙しい時間にバタバタする日は素敵なメガネをさっとつけて家を出る。素敵。
素敵なメガネへのあこがれは尽きない。 
ポンコツ感が軽減されてすこぉしだけ知的に見えそうな気もする。
  
8月の目標。
似合うメガネを買う。です。

また読みにきてくれたらそれでもう。