#呑みながら書きました 桜を観る
この週末は運動会があった。真ん中息子と末っ子次女の。
言うまでもなく、末っ子初めての運動会が最強にスペクタクルかわいいだった。だって、二歳が、二歳が、お尻ふって、足をぴょこっと出して、縮んで、ジャンプするんだから。かわいくないはずがないよね。かわいかった。た。
もちろん息子もかわいかった。とってもよかった。
楽しそうにかけっこしててすごいかわいかった。
あと、お天気の都合で短縮プログラムになって、お弁当がいらなくなったのもすごくとてもすごくよかった。よかった。
あ、どうしよう眠たい。
えっとなんだっけ。
あ、運動会だ。かけっこもね、ふたりともとってもよかった。
末っ子は一生懸命走ってたし、むすっこはそれはもう楽しそうに走ってたもんね。最高。
帰宅して、ショッピングモールでおひるのごはんを食べて、モール内の長女の習い事に行って、帰宅。そして夫、安定のおねんね。
多分毎年運動会の後は寝てると思うんだ。
行事ごとの後はだいたい寝てる。17時就寝だった。健やか。
大食漢の夫が寝たので、ばんごはんのハードルが一気に下がる。お好み焼きでもしよう。そうしよう。さくっとお好み焼きを作って、おにぎりを握って、きゅうりでも切ったんだったかな。そんな日もあるよ。
ばたばたと三人お風呂に入れて、速やかにお布団へ。
でもだいたい揉めるのだ。ママの隣がいいとか、誰それの足が当たるとか、狭いとか。それで私がいい加減に寝なさい!って言って、ようやくみんな諦めて寝る。このパターンやめたいんだけどな。寝る前に怒りたくないじゃない?
翌朝、みんな元気に6時起床。
すごいな。疲れを知らないこどもたち。
ベッドの中で変なテンションになった末っ子がなんでか全裸になって、そのままおもちゃ部屋に直行からのおもらしからの、尿で滑って転ぶ。そんな朝だった。朝からシャワーをかけて、息子が誘われるようにお風呂場に来て、夫はまだ寝ていて、私は床を拭いて、そんな朝だった(にかいめ)。
午前中は地区の清掃に参加したあと、図書館へ。
いつもと違う図書館に行ったらテンションが上がり切っちゃって、みんなで37冊も借りてしまった。重たかった。
息子は主に虫、動物関連の本。長女はファンタジックなかわいらしいやつ。末っ子はアンパンマンと絵本となぜか、カメレオンの写真の本。
スーパーに寄って、お昼と夜と、翌日のお買い物。
夫が眠くてどうしようもないシンドロームだから、少しご馳走にする。
鰤のお刺身とか、ネギトロとか、アヒージョの材料とかとか。やさしい私。
帰りの車で、お刺身買ったよって言ったら、夫がとても喜んでいてうふふとなる。
午後は子どもたちと児童館に行く約束だったから、急いでごはん。
十割蕎麦と、ねぎとろごはんと、かき揚げでもしようかと思ったけど、ちょっといろいろ押していたので、きゅうりの浅漬けとミニトマトでおわり。
いそいで片付けて、急いでばんごはんの支度をして、る間もまた夫は眠っていた。
さつまいものレモン煮と、とんかつ肉(なんていうの、あのぶあついやつ)の下ごしらえ、すじ切りとか、あとはブロッコリーとかもやしを茹でて、アヒージョを作って、かぼちゃのグリルをオーブンにセットして、ごはんの炊飯をセットして、私と子どもたちで児童館。えらい。ほめて。
ばんごはんの支度をしてから遊ぶの最高だった。全知全能の気分だった。私は今日という日を支配しておるのだよ、という感じ。勝者の心地。
おのずと遊びにも力が入るし、妙にテンションも上がる。単純。
帰宅したら夫が庭の草刈りをしていた。えらいぞ。
お風呂のスイッチを入れて、三匹と湯につかって、八悶着くらいして、シャワーを末っ子と取りあって、さっぱりした。
「ごはんにしようねえ」というと「もうできてるの?!」と息子。
母の段取りの悪さに慣れてるからやっぱりそこで驚くんだね、と思うなど。
下ごしらえしてあった肉を、玉ねぎと一緒に焼いて、とんてきみたいな味付けに。酒と砂糖と醤油と、酸味、今日はネギポン酢。
鰤のお刺身も投下して、ばんごはん。魚と肉が共存する食卓イズ贅沢。主松だからね。外食したと思えば安いというありのすイズムを継承している。
夫は終始「おいしいおいしい」と言っていて、よかったよかった。
よかったし、私えらい。
頑張った日に最近私の中で流行ってることがあって、真似したらいいと思うんだけど(ほんきで)、皇居の桜を観る会に呼ばれるところを想像する、というやつ。
飛び切りのお着物を着て、そうそうたる顔ぶれの中、美智子さまに「子育てって、想像もできないことの連続よね」とかなんかそんな感じの優しい言葉をたった一言かけてもらうというもの。となりで吉田沙保里とかがうんうん、て微笑みながら頷いてる。見上げれば桜。報われる以外の何物でもない。その瞬間を可能な限りリアルに想像するのだ。すごいいいでしょ。みんな真似したらいい。頑張った日とか偉かった日に、「もしかして、あるかも」ってちょっと本気になってみるといいよ。
晩ごはんがおわったら夫はまた健やかにお眠りになられて、子どもたちの歯磨きとかお薬とか、いろいろ頑張って、絵本を何冊か読んで、子どもたちも就寝。和室の畳で寝てる夫のお布団を敷くために、軽く掃除機をかけて、お布団を敷いて、ほら、こっちで寝なさいよ、って言ってあげる、やっぱりえらい。桜がそこまで来てるよね。
また読みにきてくれたらそれでもう。