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90分

「私なんて本書いた方がいいよって言われたもん!」

といった具合にいろんな人から話を聞くと


だいたいこの合言葉みたいなものを聞く。


自分のこの人生の悲劇たるや、本にした方がいいよと言われて救われたりしたのか。

とても良いことだ。


映像には説得力がある。

一生が決まっていて、巻き戻し早送りをすれば

過去と未来を。行き来できるから。



誰もの人生が全て書籍化できる。

映画化だって、できる。


平凡こそがリアルで幸せの究極とされる上に

悲劇や人生の暴落、事件こそがエンタメ要素としてストーリーを面白くさせる。


要はどちらにしてもおもしろい。

人生は、どうせおもしろくなるようになっている


本人が「おもしくろなかった」と死んでいっても

多分おもしろい。


おもしろくなさすぎて笑ってしまう芸だってあるもの。




映画はだいたい90分で完結する。


どう考えても短いこの90分の中にとてつもないストーリーが詰まっている。


人生まるまるが詰まったものもあれば、たった数分の出来事を描いた作品だってある。


人生という物語は


どこを、どの部分を切り取るかによって見え方が変わる


ということは魅せ方だって変えられる。


ということは…


自分の捉え方だってもしかすると変えられる。



生きてきたほとんどの数十年が目を伏せたくなるような思い出すだけで発狂するようなものだったとして


突然誰かに、或いは何か衝撃的な出会いで

全てをまるっと覆すようなことが起きたなら



その数十年は上書きされて褪せる


消えなくても褪せてゆくかもしれない。



そう考えると宝くじを当てるみたいな一発逆転のチャンスはいつだって手の中にあるといえる。


別に前向きじゃなくてもいいが
チャンスや可能性が
ゼロでないことだけでも押さえておくとよい。




人生のクライマックスなんて


意外と7秒間くらいかもしれないしね^ ^



2022.4.29 うつ病で光る青年

(タイトル、拒絶)

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