見出し画像

絶っ対に学校に行かなきゃ!!(後編)

前編読んだ??先に読んでね。

さて。あったかいココアをどうぞ。


続きを書いてゆきまする


100か0の考え方は本当に危うい



学校に行けないなら人生終わり。とか


学校に行けてさえいれば社会で生きていける。




このような考え方の保護者や教員は一度誰かにボッコンボッコンに殴られてください。




あんまし、というか本当に良くない考え方ですよ。

恥ずかしい。恥ずべき考え方です。



ただ、人によってその思考になるほど追い詰められてしまったパターンもたくさんある。



人の人生というのは様々だから。



子どもの人生とはいえ、親にも人生がある。



子どもの未来とはいえ、先生にも家族がいて生活がある。自分の時間だって欲しい。




要はどうやってバランスを取るかだ。


これが1番難しい。



僕は、前編と合わせて
ここに書いた保護者からの目線や気持ち、そして先生としての目線や気持ち、両方を書いた。



全て当てはまるとは限らないし正しいとも限らないが、僕は子どもの教育や特別支援に関わり続けて本当にたくさんの症例をみてきた。



それはまだまだ説得力には満たないが、わずかなキッカケにはなるかもしれない。



相手の立場には なかなか立てない。難しい。

思いを馳せることはとても難しい。


完全に相手にはなれない。
ドラマや映画みたいに、階段から2人で転げ落ちたら心だけ入れ替わる。なんてことはできない。



それだけでも学校という存在の意味を大きく感じたと思う。



良いか悪いかなんてそんなことはどうでもいい。
人によるやろそんなもん。


まずそこではなくて
その子どもにとっての学校がどんな場所であって欲しいか。

ご両親にとってどんな風に学校を楽しんで欲しいか。

どんな意味を見出すか。


意味があるから通わせるんじゃないよ??


通うことで見出せる意味や可能性を考えて、楽しく気付いて引き出す。

じゃあそれは例えば
学校に行けない期間があったとしても、行けなかった期間が"意味ない"なんてことは決めつけですよね。



『「意味ない』」と決めつけてしまうとしたら、それは本人や親の思い込み。


意味は見出すもの。


有るか無いかではないと僕は思う。



その意味をスペシャルなものにするために僕たち専門家がいつも胸を張って仁王立ちしている。


あなたの子どもの未来をさらにスペッシャールなものにすることなんて、お安い御用さっ!


難しいことを難しく考えたり、時間がかかることにわざわざ時間をかけることってなんか少し勿体無くない?


もっといろんな考え方とか捉え方をした方が絶対におもしろいやん!



ネガティブな畑をいくら耕しても水をやっても、良い葉や茎、花は咲かない。



あらゆる選択肢や手段があること。


それを知っていくだけで、案外道は開けたりする。


あとは自分たちの足で一歩踏み出すだけ。


僕はどんなに辛い状況でも一歩踏み出してきたと言える自信がある。

だからその一歩に、どれだけの苦悩や勇気が込められるかも理解しているつもり。


小さくても一歩は、一歩。


身長2メートルのお兄さんと、130センチの子どもの一歩、わざわざ比べて見せ物にしますか??

そういうこと。


2022.1.14 うつ病と生きる青年

(はーじーめーのいーーっぽっ!)

この記事が参加している募集

#子どもの成長記録

31,609件

サポートしていただいた収益は全て今後の青年さんの活動時間および、敷金礼金への支払いに使わせていただきますことををををををををを。