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なぜ山に登ろうと思ったのか。その2
7年ほど前に初めて北アルプスに行って以来、
月1回は山登りをしている。
(忙しい時期は行けないこともあるが。)
できるだけ年に一回、夏休みの時期には
初めてアルプスに登った時のメンバーで山に登る。
7年も経つと子供が産まれたり、職場も変わったりで、
今ではみんな別々の都道府県に散らばってしまって、日程を合わせるのも大変だが
山に行ってしまえは7年前と変わらない。
むしろ体力ついたかもしれない。
初めて行った北アルプス。
『一発目で奥穂高?!』
と言われたけど、一発目でよかった。
はじめて泊まった宿も涸沢ヒュッテでよかった。
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登れば登るほど、"次" を想像するようになった。
今度はどこへ行こう、
とか、
次はこんなことがしたい、
とか、
山ご飯はもっとこうしたい、
とか、
考えている時が一番楽しいかも知れない
以前、雨雲が迫る中、中央アルプスの空木岳に登った時、
ラストスパートの急登で酸欠になり心が折れかけた事があった。
5分歩いて息切れ、
また5分歩いては息が切れる。
そして後ろからは竜の巣ばりのヤバそうな雲が迫ってくる。
私の内臓全部がアップテンポなビートを刻む。
あの時は一瞬登ったことを後悔したが、
今となってはいい思い出だ。
天候や、体のコンディションなどでかなり厳しい時もあったが、
登ってみればいい思い出。
むしろアップデートできたじゃん
経験値あがったぜ
てな具合に
考え方もポジティブになった。
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