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2022卒学生に聞く新卒採用シリーズ④志望度が上がった↑下がった↓会社説明会とは

こんにちは。今日も皆さまお疲れ様です。

「顔の見える就職と採用」を実現すべくお仕事をしています、株式会社パフの石河です。

最近、就活を終えたばかりの2022年卒の学生さんと一緒にウェビナーを実施したのですが、目から鱗?耳が痛くなる?そんなような学生のホンネがたくさん語られていたので、Noteを使ってシェアしようと思います!

2022卒学生に聞く新卒採用シリーズ、第4回目は「志望度が上がった↑下がった↓会社説明会」について、当日のウェビナーの内容を抜粋しながらお話しできればと思います。

1)登壇してくれた学生

学生A(女性/22卒/関東私大文系/テレビ業界就職)※以下Ⓐ
学生B(女性/22卒/関東私大文系/IT業界就職)※以下Ⓑ

2)会社説明会での対面型とオンライン型の実施割合

Q:そもそも、いつ頃就活を始めてどのような就活をしていたの?
Ⓐ:大学3年の春ごろから就活を意識し始めました。最初は色々な業界を見ていて、説明会には100社以上に参加しました。テレビ業界に決めたのは3年生の冬で、内定承諾は4年生の7月2日でした。
Ⓑ:大学3年の春に開始し、物流業界をメインで見ていました。並行して様々な業界を見る中で、IT業界に興味を持ち始め、12月頃にIT業界に絞り、3月末ごろにSE職と決め、4年の4月末に就活を終えました。IT業界に興味を持ったきっかけは、物流業界を知るなかでITに支えられていることを知り、ITを身につければ物流業界も支えられると思ったからです。

Q:実際に参加した説明会で、対面とオンラインの割合はどれくらい?
Ⓐ:説明会には100社以上参加して、対面1:オンライン9。選択制だったとしてもオンラインを選択していました。就活初期は、対面で参加することに意義を感じていたのですが、就活に慣れていくうちに、時間やお金の効率の面からオンラインを好むようになりました。ただ、自分が興味をもった企業には対面での参加を希望していました。
Ⓑ:80社程度の説明会参加でしたが、9割はオンラインでした。オンラインの中でも、オンラインしか実施していない企業が8割、選択制でオンラインを選んだのが2割です。就活初期に、とても興味のある業界以外で気軽に参加していた説明会等は、「オンラインでもいいかな~」と思っていました。

3)選考に進んだ会社と進まなかった会社の説明会の差

Q:オンライン説明会のなかでも、選考に進んだ会社と進まなかった会社の違いは?
Ⓐ:オンラインの説明会から選考に進んだのは6~7割。対面で参加した企業は全て選考に進みました。選考に進んだ説明会は明るく、雰囲気が良く、印象に残ったところ。逆に雰囲気が暗く、人事の表情が疲れているように感じた説明会は選考に進みませんでした。
対面で参加した説明会でも1時間座って説明を聞くだけのような回もあり、正直「これならオンラインで良かったわ」と感じてはいました。
Ⓑ:オンライン説明会から選考に進んだのは6割くらいです。説明する人が、自社を好きという思いで熱意を持って説明してくれると、自分も良い会社だなと思えて進もうと感じていました。また質問に対して腑に落ちる回答をしてくれる会社は、教育もきちんとされていそうで印象が良かった。例えば「退職率」を質問された時、きちんと数字を何%と言えて、退職した理由などもきちんと把握されている時は、印象が良かったので選考に進みました。

Q:印象が良かった説明会、悪かった説明会の具体的な例は?
Ⓐ:GOODなところは、人事だけでなく現場社員も登壇があると好印象です。ふわっとした内容でなく、直接質問して詳しい業務内容も聞けるからです。あとは、マスコミ業界を中心に見ていたので、「分かりやすくて面白いか」というユーモアさも見ていました。オンラインの場合は、人が面白いというより内容が面白いか。例えば、「マツコ会議」の中継のようにオフィスツアーをしてくれてた会社は、ポイントが高かったです。
MOREなところは、人の印象が悪いものや進行が一方的すぎるものです。ウェビナーでも良いのですが、質問タイムがないと一方的すぎて「忙しいのかな」と思ってしまいました。できる限り質問タイムは設け、丁寧に回答・解説をしてほしいです。
Ⓑ:GOODなところは、熱意を持って話してくれることです。また、ネガティブな要素も説明会担当者から発信してくれるとよいです。その点について質問がしやすくなるから嬉しいです。ネガティブな情報が直接的な志望度低下には繋がらないと思います。
MOREなところは、人事の方が会社の不満を漏らしている(もうちょっと給料あげてくれたらなぁ等)ことです。つまり、熱意がこもっていない説明会です。人事が「やらされているような」説明会は非常に悪いですね。先輩社員の参加は、できればあるとよいです。

4)参加者からのQ&A

Q:録画型の説明会で志望度の上下はあるの?
Ⓐ:上がりも下がりもしないです。説明会を見てはいます!Ⓑ:下がりはしないです。倍速せず、きちんと見ていました。

Q:説明会の所要時間、どれくらいがベスト?
Ⓐ:オンラインだと1時間ですね。対面であればもう少し長くても良いと思います。先輩社員座談会もあれば、もう少し長くても違和感はありません。

Q:事業・仕事・風土・待遇のなかでも特に話してほしいことは?
Ⓐ:めっちゃ詳しい業務内容が知りたいです。知らないと面接やESが書けず困ってしまうから。
Ⓑ:風土、特に働く雰囲気について実際の現場社員の話を聞きたいです。事業は調べれば分かるので、そんなにはいいかなと思います。

Q:説明会の中身が悪くても人事の印象が良ければカバーできるもの?逆に印象に残っている説明会の内容を教えてください。
Ⓐ:カバーできると思います。コンテンツとして印象に残っているものは、「企画案を一緒に作ってみよう!」というようなグループワークがある説明会でした。今となっても「ココは楽しかったっな!」と思い出せるくらいです。
Ⓑ:100%はカバーできませんが、志望度はぎりぎり保てると感じます。良かったコンテンツは、働く人のリアルが知れる自由参加の座談会でした。

5)まとめ

いかがでしたでしょうか?30分間のウェビナーでしたので、深掘りが足りていないところもありますが・・・。

前回のインターンシップ編と少し似通った内容ですね。学生は違う人ですが、感じている良いポイント悪いポイントは近しいようです。何かとお金のかかる就職活動ですが、学生にとって服装も交通費も気にしなくて済むオンライン説明会は、今後のかなりの支持を得そうですね。

印象に残るほど良い説明会を作るのは難しいかもしれませんが、まずは学生の志望度を下げない説明会(コンテンツ面・運営面)から始めてみるのもよいですね!

文章にまとめてしまうと、月並のような感じですが・・・。文章からでも学生のホンネを少しでも感じていただけたなら、嬉しいです。

6)次回(最終回)のテーマは・・・

「もともと第一志望ではない会社に内定を決めた瞬間とは」です。
次回の更新をお楽しみに!

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最後にちょこっとだけ告知をさせてください。
 ●学生の本音ダダ漏れの場に参加したい
 ●志ある企業と一緒に、採用について議論したい
 ●観の育まれた学生に出会いたい
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