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2022卒学生に聞く新卒採用シリーズ②選考に参加したくなったインターンシップとは(文系学生編)

こんにちは。今日も皆さまお疲れ様です。

「顔の見える就職と採用」を実現すべくお仕事をしています、株式会社パフの石河です。
最近、就活を終えたばかりの2022年卒の学生さんと一緒にウェビナーを実施したのですが、目から鱗?耳が痛くなる?そんなような学生のホンネがたくさん語られていたので、Noteを使ってシェアしようと思います!

2022卒学生に聞く新卒採用シリーズ、第2回目は「選考に参加したくなったインターンシップ(文系学生編)」について、当日のウェビナーの内容を抜粋しながらお話しできればと思います。

1)登壇してくれた学生

学生A(女性/22卒/私大文系/人材業界就職)※以下Ⓐ
学生B(女性/22卒/私大文系/メーカー就職)※以下Ⓑ

2)良い・悪い印象に残ったインターンシップって?

Q:良い印象に残ったインターンシップは?
Ⓑ:人事の方の手厚いフィードバックを頂けたインターンシップです。ワークの内容が2,3個用意されているインターンシップも印象的でしたが、フィードバックがもらえるとは思っていなかったので、とても印象に残りました。
Ⓐ:自己PRの添削がもらえるような内容や、インターンシップの資料をわざわざ自宅まで送ってくれるのはよい印象として残っています。
Ⓑ:資料を送付してくれる企業は私も印象に残りましたね!

Q:悪い印象が残ったインターンシップは?
Ⓐ:進行が円滑でないと心配になってしまって、その点で印象は良くなかったです。インターンの拘束時間が7.5時間で長すぎたものマイナス印象でした。理由としては、その拘束時間に対して得られたことが少なかったから。実施の際に「フィードバックがもらえる」と言われていたのですが、インターンシップ終了後30分以上待たされた上で、私から選考に進まないことを伝えたら、結果的にフィードバックももらうことが出来なくて。7.5時間分の価値を期待して申し込んだのに、薄めの内容だと感じました。
インターンシップの中身はというと、初心者向けで業界理解や会社理解を進めるような内容ではあったのですが、ワークは他社でもあるようなもので、正直他社との違いが良く分からなかったのです。
Ⓑ:私も長時間インターンシップは経験がありました。9時から17時までのインターンシップに参加したのですが、3つワークがあった時点で大変だったにもかかわらず、そのあと座談会にも誘導されて・・・。とても疲れてしまったのを覚えています。
そのワークの途中途中で答え合わせの時間があったのですが、途中で答え合わせの時間があることによって、ワークでの創造性が失われてしまったと感じた。最後のチーム発表でも、だいたい同じ内容の発表にしかならなかったです。インターンシップの印象こそ悪かったのですが、その代わり手厚いフィードバックがあったので、選考には進むことにしました。

Q:人事の印象的だった行動ってありましたか?
Ⓑ:学生の就活を応援してくれる姿勢が見えることですね。自社をごり押しするのではなく、「いろんな企業を見た上で自社に決めてほしい」と言われると嬉しいです。
Ⓐ:インターンシップ終わった後に、電話でインターンシップのフィードバックをもらえたことです。自分のことを覚えてくれていたのが嬉しくて、人事の方のファンになりました!
Ⓑ:23卒の後輩に聞いた話ですが、インターンシップ後に次回インターンシップのお誘いとインターンシップでの良かったところをメールで送ってくれた企業もあったみたいで、とても喜んでいましたね。

Q:どんな資料を送ってもらえると嬉しいか?
Ⓐ:インターンシップで資料するスライドが、メモを取れるような状態で送られてきた時があって、嬉しかったです。学生が全てメモすると大変だから、事前に送っておくという気遣いを感じられて。さらに、インターンシップが終わった後には、全てメモが書き込まれた状態で、再度答え合わせのような形で送ってきてくれたんです。インターンシップを担当してくれた人事の名刺やメッセージも添えて。
Ⓑ:インターンシップの内容をまとめてくれたものを送っていただいた時があって、それに加えて、マスクケースもいただいた経験がありました。プラスアルファでもらえると嬉しいですね。

3)インターンシップに社員か内定者、どちらが参加しているほうが嬉しい?

Q:インターンシップに社員か内定者、どちらが参加しているほうが嬉しい?
Ⓑ:21卒の学生と話せる機会があるインターンシップは嬉しいです。実際に働かれている方よりも、内定者の方が嬉しい。どういう経緯でその会社を選んだのか聞きたいのに、社員だと就活から離れすぎていてアバウトな入社理由しか聞くことが出来ないので。内定者の方が、入社動機をより具体的に話してくれるからです。
Ⓐ:社員だと「良く見せようと思うのではないか」と疑ってしまいます。内定者の方が脚色されていない、素の意見が聞けるのではないかと思っているから、内定者の方が嬉しいです。

4)インターンシップの印象は、その後の選考にも影響するの?

Q:インターンシップの印象は、その後の選考にも影響するの?
Ⓑ:「インターンシップでの印象がその後の選考に影響する」とは思いません。
Ⓐ:私は、最終的に残った会社は、インターンシップから良くしてくださっていた企業さんでした。インターンシップの印象が悪いと、その後の選考へも進んでいなかったと思います。
Ⓑ:インターンシップで良い印象を感じていた企業には、その後の選考でも継続して良い印象を感じていたのは事実ですね!

Q:インターンシップに参加して、選考に進むか進まないかの企業の違いは何なの?
Ⓑ:事業内容に興味があるかどうか、です。
Ⓐ:仕事の体験内容や、社員の運営がうまくいっているかで、その後進むかどうかは決めていました。

5)まとめ

いかがでしたでしょうか?30分間のウェビナーでしたので、深掘りが足りていないところもありますが・・・。

僕は18卒で就活をしていましたが、今日ここに挙げてもらったような「資料の送付」「インターンシップ後の個別フィードバック」「社員(内定者)登壇」などはなかった覚えがあります。(当時は、インターンシップという名を冠した会社説明会が多かった印象です。)

どんな風にするのが正解か不正解かなのかはわかりませんが、学生の意見に耳を傾け、学生の視点で新卒採用に取り組む会社が増えると良いなと思います。

これまた文章にまとめてしまうと、月並のような感じですが・・・。文章からでも学生のホンネを少しでも感じていただけたなら、嬉しいです。

6)次回のテーマは・・・

理系学生に聞く、こんなインターンシップはイヤだ」です。
次回の更新をお楽しみに!


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最後にちょこっとだけ告知をさせてください。
 ●学生の本音ダダ漏れの場に参加したい
 ●志ある企業と一緒に、採用について議論したい
 ●観の育まれた学生に出会いたい
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