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『マンションマニア日記①』

東京23区の新築マンションの平均価格が1憶を超え、港区にいたっては3億を超えるというおそろしい時代に、さらに豪邸や高級マンションを語っても庶民の生活と乖離してるから、今回は現実的?に5,000万円前後で買えるマンションだったらどこがいいかっていう事を考えてみた。💰

マンションに限らず世の中には「掘り出し物」なんてなくて、高いには高い理由があって、安いには安い理由がある、と思う。💍
安い理由が気にならない場合のみ、その人にとってそれは「掘り出し物」になるから、自分の好みを認識できてる人は、満足する買い物ができるし、極端に言ったら事故物件でも気にしなければ割安に感じて「掘り出し物」になるんじゃないかと思う。🎁

オレの場合、駅距離と築年数はあまり気にならない。それよりも地歴にロマンがあって、都心から離れすぎず、それでいてワンコとの散歩がより楽しくなる緑豊かな環境で、センスのいい建物っていうのが大事。🐶

そんな感じで絞ると岡本にある『多摩川テラス』がズッポシビンビンにハマる。😻

『多摩川テラス』は世田谷区の中で最も緑豊かな岡本エリアにあって、駅距離は「用賀」まで徒歩15分、「二子玉川」まで徒歩20分って感じだから電車で通勤するにもギリセーフ?🚃
築年数は40年くらいだけど、名門「佐藤秀」設計施工のヴィンテージ感ある建物はなかなかいいし、周辺環境や地歴ロマンは最上級。👌

岡本は明治時代、三菱の岩崎家が一丁目、二丁目の大半を所有していて、それに引き寄せられて政財界の大物達が別邸を建てた軽井沢みたいな場所で、緑豊かで起伏に富んだ地形がナイス。⛰
現存してる建物は『多摩川テラス』のすぐ南側にある岩崎家の古美術コレクションを収蔵している「静嘉堂」と貴族院議員だった小坂順造邸だけなんだけど、周辺には元高橋是清別邸が幼稚園になってたり、元松方正義別邸が秘密の花園聖ドミニコ学園になってたり、他にもいっぱいある。🛕

時代が昭和になると山城新伍や八千草薫や地井武男や大原麗子、令和の今はユーミンやテリー伊藤や国分太一や岡田准一や内田聖陽がご近所さん。🎤
財界人では代ゼミ創業家とかパイオニア創業家とかトヨタ自販創業家とか。
🏘
そんな岡本エリアだから当然のごとく『多摩川テラス』も日産コンツェルン創始者の鮎川義介の元別邸だった場所に建ってる。🚙
グッとくるのは鮎川義介が同敷地に移築した岡山藩筆頭家老伊木家の長屋造りの下屋敷門がマンションの管理棟になって残ってるとこ。🏬
痩せガマン武士を自認しているオレとしては毎日、武家屋敷に帰ってくる気分になれるって超アガる↑。🏯
エントランスや階段の消せない団地感はご愛嬌。🙏

クルマで例えたら都心のタワマンは「テスラ」で『多摩川テラス』は「いすゞ117クーペ」って感じ。🚘

今、1件売りにでてるみたいだから誰か買っていいよ。🤑

そしたら遊びに行かせてね〜。🙋🏽‍♂️

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