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被害者が正しいとも限らない

2023年10月18日 9:35

良い人が本当のことを
言っているとは限らない
間違った話を信じていて
善意からそれを話してくれる場合がある

被害者がいつも正しいことを
言っているともまた限らない

先日エジプト人の友達が
「ホロコーストはなかった説」
を唱えていた
歴史修正主義に当たるのか
事実なのかは分からないが
ドイツなら罰せられる話だ

ユダヤ人ジャーナリストが
様々な物証をもとにインタビューを重ね
作ったドキュメンタリーがあるらしい

なぜそんな話をするのかと思えば

「ユダヤ人の被害者イメージが
 イスラエルの建国と維持に
 大きな役割を果たしている」

ということらしい。

パレスチナ問題における
「被害者側の視点」からすれば
納得のいく話に聞こえる。

南京大虐殺
徴用工
ランダイハン
ガザ侵攻
湾岸戦争のナナイ
ブチャの虐殺
9.11
痴漢や詐欺

人は被害者の意見を疑う気持ちが薄い
当然だ

だからこそ中立的な調査が必要だが
中立なんてものはもっと怪しい

良い人も被害者も中立の人も
誰もが真実を言っているとは限らない
加害者の話だけを信じるのはバカらしい

幼稚園でも泣いている子が
正しいとは限らない

多くの人の話を聞いて
自分で判断するより方法はないんだろう

現代の情報戦は
いかに被害者になるか
が重要なのかもしれない

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