たまに彼女のことを思いだす。名前を仮に伊地知としよう。伊地知は私がバンドをやっていた頃によく交流していた女性だ。彼女自身楽器やバンドはやっていなかったが、ライブに行くのが好きで、話好きで、煙草をよく吸っていた。 彼女に初めて会ったのは好きなバンドの解散ライブだった。私も彼女もまだ10代だった。正確には、初めて会ったのはその時が最初だが、それより前にインターネットの何かで知り合って(覚えていない)いた。 彼女も私も精神的に不安定だった。それなので、話が合った。だけど前述した
体調が原因で、人と約束をすることが苦手になってしまった。 当日頭が痛くなったらどうしよう。薬を飲んでも治らなかったら？ 自分から誘っておいてキャンセルしたら申し訳ないし。 友人は「大丈夫だよ」って言ってくれるけど何度も続いたらうんざりするだろうな。 等々。 ぐるぐる考えてしまう。 元気な日のほうが少ないんです。 体調じゃなくて精神的なものが原因の時もある。友人との久々の再会なのにどうしても気分が乗らない。これは自分でも最悪だと思うけど、「うつあるある」だと思う。 理解
もう長い間ライブに行っていない。最後に行ったのはいつだったか。 二十歳そこそこの頃、私は月に１度くらいのペースでライブに行っていた。それから数年が経ち、仕事や住む場所や音楽の好みなど色々な変化があって、この数年は数か月に１度くらいのペースになっていた。それでも大好きなミュージシャンのライブがあれば２時間かけて都内へ赴き、大好きな音を全身に浴びて、この時間が永遠に続けば良いのにと願った。 ライブは私に欠かせないものだ。 しかし現在、憎きコロナウイルスの感染拡大によってライブ
なるべく毎日文章を書こうと思っても、テーマがなかなか思い浮かばないので、お題を借りてみようと思う。 ということでお題一覧を何となく見ていて、目についたのがこれ。 #はじめてのインターネット …はじめて？初めてっていつだろう。 小学校高学年の頃に授業でパソコンを使った覚えがあるけど、それは除外するとして、プライベートだと中2くらいかなぁ。 自分専用のパソコンじゃなくて、家族共用のパソコンがリビングにあった。夜遅くまでやっていると、トイレに起きた父に見つかってしまうことが
2021年11月9日、作家であり僧侶である瀬戸内寂聴さんが他界されました。 そして、寂聴さんのファンであったばーちゃんがまるで追いかけるように、先日亡くなりました。 ばーちゃんは母方の祖母です。じーちゃんが亡くなったあと、ばーちゃんは一人で暮らしていました。 ばーちゃんは長年大きな病気とは無縁でしたが、年とともに少しずつ脚が悪くなり、デイサービスに通うように。 その頃（ばーちゃんがゆっくりながら、まだ自力で歩ける頃）、母とばーちゃんを連れて桜を見に行きました。ばーちゃんが
手紙、書いてますか？突然ですが、あなたが最後に手紙を書いたのはいつですか？ 子どもの頃なら、両親に宛てて手紙を書いた経験があるかもしれません。また、学生時代には友達に手紙を書いて授業中にこっそり渡していた、なんて方もいるかもしれませんね。しかし、大人になってから誰かに手紙を書く機会はほとんどないのではないでしょうか？今はプライベートに限らず仕事でもメールやLINEが当たり前。手書きするよりも手間がかからず、すぐに相手に届きますからね。 しかし、そんな時代だからこそ伝わる手紙
ご覧いただきありがとうございます。まずは簡単に自己紹介を。 それでは…ｺﾞﾎﾝ 赤コーナー 身長152センチ、体重不明 “栃木の飛び魚” tsuba～shii～～～～～！！！！ と申します。 タイトルにもある通り、私はいわゆる「プ女子」です。 「プ女子」＝プロレスが好きな女子。 皆さん一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。 私がプロレスを好きになったのは２０２０年の初春ごろ。２年前の私は、プロレスについてほとんど知りませんでした。 プロレスラーに対す
