小学生フラッグフットボールで足を速くするってことを考えてみる
小学生フラッグフットボールのコーチをやってきた経験を色々書くっていうブログ。
今回は足を速くする!をテーマに僕の考察を書いてみようと思う。
足が遅いので速くなりたいんですがどうしたら速くなりますか?っていう質問を受けることがままあるけど、どういうときの"速く"なのかによってエクササイズは違ってくると思う。
そのパターンは3つ。
① 真っ直ぐ走る速さ
② ボールキャリアのカットの鋭さ
③ ボールキャリアのカット後の加速
少し論点ズレるけど、"速さ"が求められるシーンとしてはあと2つあると思う。
④ 止まった状態から素早く走りだす速さ
→これはオフェンスに必要。オフェンスはスナップ直前の1秒間は静止しなきゃいけないルールがあるから。
⑤ 相手の動きにリアクションする速さ
→これは主にディフェンスに必要。ディフェンスはオフェンスの動きに"リ"アクションする動きが求められるから。
④と⑤は足の速さじゃなくて、反応(アクションとリアクション)の速さなので、ここではフォーカスアウトするけど、フットボールのファンダメンタルとしてはとても大事な要素だと思う。
では、①②③について。
①は、陸上競技的アプローチ。
YouTubeやらでキーワード検索すればいっぱい出てくるので好きなのを試してみるのが一番👍
沢山見ればだいたいポイントが解る(と思ってる)
脚の可動域を広げるエクササイズと、脚を素早く動かすエクササイズに大別されると思っていて、その全てで上半身をフラフラさせないっていう留意点があると思っている。例えばニーアップで上体が後ろに反っちゃうと走る動きに繋げるにはよろしくない。体幹の意識が大事。
②は、地面を蹴る力を強くするアプローチ。
強く地面を踏んで蹴り、それを方向転換に生かす動き。ここでも上体が振れない体幹が必要になる。重心が低い方が上体は振れにくい。
これは、コーンを2yds間隔でジグザグに置き、その間を3歩目で地面を強く踏みながらリズミカルに走るエクササイズが単純で良いと思う。留意点は、腰から上は進行方向を向いていること、重心を低くキープすること、腕を振ること、視線は地面ではなくて前!。
③は、地面を蹴って方向転換したらすぐさまエンドゾーン方向に走るベクトルを向けて加速するエクササイズ。
ボールキャリアがディフェンスをかわした後、スムーズにスピーディーに縦方向にグン!と加速することを意識する。かわしたつもりでもその後惰性で横に身体が流れちゃうランナーは、ディフェンスからするとインサイドアウトしやすいのでヤードゲインが少なくなってしまう。
この動き、FFP(ファンダメンタルフットボールポジション)がきちんと身についているとコツを掴むのが速い。
つらつらと書いてると、なるほど…と気付いたことがある。それは、上半身が大事なんだなってことと、やっぱFFPって大事ってこと。あったり前なんですけどね。
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