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あなたが頑張らないといけない場所は?

お店に新規でお越しのお客様の多くは
今まで「殆ど運動やトレーニングをしたことがない」という方が多いのですが、

来られる方のほぼ100%の方が、

「軸がない」「軸がとれない」

という状況です。

「軸がない」というイメージは

ダルマ落としの各段が後ろや前にちょっとズレている感じや
ジェンガで絶妙なバランスを保っているというような感じです。


頑張っている箇所と頑張っていない箇所

上記のジェンガの写真のように、上のブロックの重さを少なくなった下のブロックが絶妙なバランスで何とか保っているように、

「軸がない身体」とは

立った時や片脚の時に、末端にある足部から下腿部の筋肉で何とか保っている状態です。

ただ人の身体は足元が悪くなったからといって、ジェンガのように
「ガッシャ~ン!」と倒れたりはしません。

その変わり、アンバランスな身体を支えるために
表か裏か、内側か外側か、身体のどこかが

「局所的に頑張ってくれています」

その反面、体勢的に(姿勢的に)
「頑張れない箇所」も出てきます。

僕が見させて頂く方で普段からトレーニングや運動をされていない方の殆どの方がこのような症状

「頑張っている箇所と頑張っていない(頑張れない)箇所」を持っています。

使い方の問題

このような状態の場合、

「筋肉が落ちてきたからだ。筋肉を付けなくては!」

とお考えでしょうが、僕的には、

「筋肉が落ちたと言うか、筋出力が落ちている」という感じが正しいのでは?と思っています。

ですので、筋肉量を増やすようなトレーニングをいきなり始めるより、

まずは今ある筋肉をしっかりと使えるように教育していく事が先決だと考えます。

「身体の使い方」の問題解決の方が先ではと。

「動きを変える」トレーニング

特に普段運動を全くされていない方は「形を変えるトレーニング」を始めるよりも先に
「動きを変えるトレーニング」を始める方が効果的です。

僕はこの「動きを変えるトレーニング」を追及しています。

まだまだ多くの皆様は「痩せたい」「体重を落としたい」
といった事を最重要項目として捉えていますが、
(もちろんまずは体重を落とした方がいい方もおられますが、その場合は食事改善が先)

「動きの正確さ」や「身体の使い方」がよくないと
長期に渡ってトレーニングを続けることができませんし、

「身体を動かすことは辛いことだ」と勘違いしてしまいます。

という訳で、まずは
「あなたの身体の中で頑張らせなければいけない場所(筋肉)はどこか?」
を知っておく必要があります。

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