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なぜ勉強するのか?

毎年セミナーに参加したりして勉強をしています。
こんな内容の発信を目にしました。

「トレーナーは勉強をした方がいい。何を勉強するかは、自分が担当している、もしくは自分のジムのターゲット層の人たちに当てはまる内容を選ぶべき」

なるほど。確かに。
でも、私の考え方は少し違うかもです。
私は、単純に「おもしろいから」勉強をするべきだと思います。

「自分が担当しているお客さんを満足させるために勉強する」
ということは、
「満足していたら勉強しなくていい」
とも取れます。

お客さんの満足度だけを軸にしてしまうと、本当にその人の体が良くなっているのかわからなくなります。
実際にパーソナルトレーニングでの事故が増えています。
その多くが「追い込みすぎ」による事故です。
でもこれって「追い込んだ方がお客さんは“やった感”があって満足する」からじゃないでしょうか。
一概に「事故=トレーナーが無理やり追い込んだ」わけではないと思います。

何が言いたいかというと、トレーナーもお客さんも「満足度」とか「やった感」を軸にしてしまうと、体にとってマイナスなことも起こりうるということです。
だから、勉強しなくてはいけないとか勉強してれば大丈夫というわけではなく、勉強する理由は切り離して考えるべきだと思います。

体はとっても奥が深いです。
知れば知るほど混乱もしますが、「だからこうなったんだ!」と線がつながった瞬間がたまらなく面白いです!

もっともっとフィットネスで「健康」が広まるように、トレーナーが楽しみながらできるといいですね。

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