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身体表現性障害について pert2

こんにちは.ぴてぃです.

前回は身体表現性障害にの大まかなご紹介をしてきました.

症状はインターネットなどでも多く説明されていると思います.パニック障害やうつ病の症状と同じような説明も多くあると思います.私たちは日常のなかで一次的やその日によって調子が異なっているのは皆さん経験されるところだとは思います.この障害ではその症状が大きく出てしまうことで日常生活に支障を来してしまうというところもポイントになるのではないでしょうか.なので,実際に診断された方だけでなく,日ごろ何となく調子悪いな?なんだろ?なんて思う方には「人間の身体はこんな症状を出すようにできているのか!!」など参考にして抱けたら幸いです.

それでは本題に移りましょう!

身体表現性障害では,医学的に説明ができない症状を呈することが特徴です.この記事でもその内容に触れていきたいと思いますが,運動麻痺等運動自体に障害が生じるメカニズムまでは把握できていません.

しかし,私も含め多くは自律神経の働きで説明できるものも多いのでその点についてご紹介していきたいと思います.

そもそも自律神経とは何なのでしょうか?字の雰囲気的に勝手に動いてくれそうなイメージは漠然と感じるかもしれません.その通りで私たちが起きていても寝ていても日ごろ自動運転をしてくれていて,体の調子を保ってくれている大事な神経です.

どんな働きがあるのでしょうか?

まず心臓です.心臓は普段私たちが「早くしろ!!」,「血圧下げろ!」といっても変わってくれませんよね?(※感情と併せてでは変化ありますそれはのちほど)

次は内臓の動きです.これはほんとの自動運転ですよね.「お腹鳴れ!!」と言ってグゥ~となってくれませんよね.消化も「今は忙しいから後程消化お願いします」なんて思っても消化してくれちゃいますよね?

これは身体のほんの一部の働きにすぎませんがこのように自動運転で自律神経は活動し,私たちをいつも支えてくれています.

ではこの神経がどうしたら身体を不調にしてしまうのかというところが気になるところですね.

この問題を理解するためには二つの自律神経の存在を知っておく必要があります.1つは交感神経,もう一つは副交感神経です.この二つの働きを原始時代の人間の生活に合わせて簡単に紹介します.

交感神経:マンモスやほかの部族と戦うような状況で働く.身の危険と隣り合わせで体は戦闘状態=興奮状態になります.この時,心臓はドキドキし,呼吸は速く浅くなり,目はかっぴらいています.もちろんご飯を食べた後にその状況が起きたら,お腹の中では消化なんてしていません.まとめると人間がおきていて何か活動している時にはたらく神経です.

副交感神経:狩りが終わり家でゆっくりするような状況で働く神経です.睡眠をとる時などもこの神経が強く働いている状況となります.心臓の動きも穏やかになり,呼吸も不覚ゆったりとしています.この時,内臓の働きも活発になり消化が促進されます.この神経が働くときはリラックスしている時をイメージしていただくのが一番です.

そして,この神経の働きは片方ずつではなく,バランスを取りながら両方の神経が調整されて活動しています.私たちの現在の生活では,日中活動している時には交感神経が有意に働いており,夜には副交感神経の働きが有意になっています.

しかし,以前にもご紹介した「ストレス」によってこの神経の働きが乱されてしまいます.特にストレスを感じるときには交感神経の働きが強くなります.

ということは,ストレスがかかりやすい状況では紹介したようにいつでも戦闘状態になってしまいます.そのような状況では不眠症になりますよね.このように多種の症状を出します.

医学的に紹介される自律神経の乱れによる症状をいくつか挙げてみます.

汗がでる,心臓がドキドキする(動悸),急にカーっと熱くなる(灼熱感),胃もたれ(胃腸症状),めまい,まぶしい(瞳孔の動きの調整不整),苦しい(呼吸困難感),トイレが近い(頻尿)

などこれも一部であり他にもいろいろな症状を生じます.

その他にも交感神経による感覚神経の働きが活発になり痛みに敏感になったり等,体のありとあらゆる症状を伴う可能性があるということです.

今回の結論としては,ストレスにより個々場所に病気がなくとも不快な症状や実際に日常生活に影響を伴ってしまうレベルの症状を伴ってしまうことがあるということを知るということが重要であるということです

まずは自分が重大な病気でなく,この機序で調子を崩しているのかも?と築くことも自分をパワーアップするために重要であると考えています.そうすると次に行うことは自律神経の働きを整えてあげるいい方法を見つけてトライしていくことがさらにレベルアップするために大事です.

方法については次回以降ご紹介します.

それではsee you soon!!!


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