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第18回ショパン国際ピアノコンクール特集(ピティナ)

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ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)広報部が、2021年にワルシャワで行われた第18回ショパン国際ピアノコンクールをレポートした特集記事のアーカイブです。
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2021年7月の記事一覧

ショパンコンクール本大会進出者インタビュー(1)~古海行子さん

7月23日に幕を閉じたショパンコンクール予備予選。悲喜こもごものドラマがあり、コンテスタントたちはそれぞれに次の一歩を踏み出しました。音楽の道を、自分の信念と音だけを頼りに進んでゆく若いピアニストたちの孤独が少しでも癒され、そして、未来にたくさんの素敵な出来事がありますようにと願わずにはいらません。 さて、見事に10月の本大会に参加する栄誉を得たコンテスタントにインタビューをさせていただくことができました。日本に戻り、自主隔離期間を過ごしながら、ようやく一息ついてリラックス

審査委員長カタジーナ・ポポヴァ=ズィドロン先生の総評が到着!~ショパンコンクール予備予選

予備予選では、12日間、151人のコンテスタントの熱演が披露されました。前回に引き続いて審査委員長を務めるカタジーナ・ポポヴァ=ズィドロン先生が、すべての予備予選を終えた総評をお送りくださいました。 ポポヴァ先生は、自らも1975年のショパンコンクールで優れた演奏を披露し(同僚のポブウォツカ先生は、そのときのマズルカを今でも覚えているそうです)、2005年ショパンコンクール優勝者ラファウ・ブレハッチや2010年ファイナリスト、パヴェウ・ヴァカレツィらを指導しました。鯛中卓也

ショパンコンクール本大会のスケジュールと課題曲(予習)

早くも遠い日の夢まぼろしのようにも感じられるショパンコンクール予備予選。151名の熱演が私たちの心を打ちました。審査員の先生方が出してくださった結果とは別に、ぜひご自分の心に残った演奏者を、これからも応援していただけましたら幸いです。 さて、10月の本大会のスケジュールを概観しておきましょう。本大会は、2021年10月にワルシャワのフィルハーモニー(大ホール)で行われます。 9月30日 演奏順抽選会 10月2日 オープニングコンサート 10月3日~7日 第1次予選 <87

予備予選結果発表、日本からは角野隼斗さんら14名が本大会進出~ショパンコンクール予備予選

12日間にわたる予備予選を終え、日本時間の7月24日(土)早朝、第18回ショパン国際ピアノコンクールの10月の本大会へ進出する87名が発表されました。 ショパンコンクール本大会進出者(公式サイトへ) 日本の予備予選出場者31名のうち、13名が見事に本大会に進出しています。(予備予選免除者の牛田智大さんを加えると14名) ◆予備予選からの本大会進出者(日本から13名、五十音順) 五十嵐薫子さん(2014特級銅賞) 伊藤順一さん 今井理子さん 岩井亜咲さん(2021特級二次

マルタ・カルシさんより予備予選最終日レポート到着~ショパンコンクール予備予選

連日、会場に足を運び、日本のコンテスタントの応援とサポート、そして演奏直後の興奮と感情が伝わるインタビューを届けてくださったマルタ・カルシさん(元ポーランド広報文化センター副所長)から、予備予選最終日のレポートとたくさんの写真が届きました! マルタさん、たくさんのレポートとインタビュー、そして日本のコンテスタントへの温かいサポートありがとうございました。 ショパンコンクール 予備予選の最終日。 この12日間が終わって、明日からショパンの音楽を聴くことができないかと思うと

沢田蒼梧さん、出演直後インタビュー到着!

日本からのコンテスタントのトリで登場、素晴らしい演奏を最終日に披露した沢田蒼梧さん(2019特級ファイナリスト)から出演直後のインタビューが届きました! 沢田蒼梧さん 取材協力:マルタ・カルシさん、ショパン研究所

山縣美季さん、公式カメラマンによる写真到着~ショパンコンクール予備予選

昨日7月22日(木)に素晴らしい演奏を披露した山縣美季さん(2020特級入選、日本音楽コンクール第1位)の、コンクール公式カメラマンによる写真が届きました。印象的なドレスも映えましたね。 コンクールのFacebookやInstagramに掲載されていない写真をピックアップしました。公式カメラマンのセンスにいつもながら脱帽です。 山縣美季さん 写真:(c)Wojciech Grzedzinski/ Darek Golik (NIFC)

予備予選いよいよ最終日。日本の沢田蒼梧さんは18時半頃から~ショパンコンクール予備予選

12日間にわたった予備予選も、いよいよ最終日です。午前の部に7名、夜の部に4名が参加し、その後、いよいよショパンコンクール本大会(10月)への進出者が発表されます。 結果発表はいつ?進出数は? 最終日のコンテスタントと配信URLです。 ◆7/23(木)午前の部 ※日本時間で表記 17:00 J J Jun Li Bui (カナダ) 17:30 Michelle Candotti (イタリア) 18:00 Xuehong Chen (中国) 18:30 沢田蒼梧(2019

いよいよ最終日。結果発表と進出数について~ショパンコンクール予備予選

12日間にわたったショパン国際ピアノコンクールの予備予選も、いよいよ本日が最終日、日本時間で7/23(金)17時から午前のセッション、24時から夜のセッションが始まり、夜の部の最後の演奏者が終了するのは、日本時間7/24(土)早朝3時頃(早朝って言っても真夜中ですが)の予定です。現地ワルシャワ時間では、7/23(金)19時頃です。(時差7時間) 公式ウェブサイトに、結果発表の予定についてのニュースが掲載されました。 結果発表について(公式サイト・英語) これによると、

山縣美季さん、笑顔と幸せいっぱいの演奏直後インタビュー到着~ショパンコンクール予備予選

予備予選11日目午前のセッションの最後で演奏を終えた、山縣美季さんのインタビュー映像が届きました。 ショパンの国の空気に触れようと、14日から現地入りしていたという山縣さん。「ショパンを愛する人たちが集う場所」として、コンクールの予備予選を捉えられる美しい感性そのままの、ショパンの詩情に触れる演奏でした。お疲れさまでした! 山縣美季さん 取材協力:マルタ・カルシさん、ショパン研究所

山縣美季さん出演時刻変更。予備予選11日目、いよいよ残すはあと2日。~ショパンコンクール予備予選

予備予選もあと2日。11日目、7/22(水)のセッションは、午前の部、日本時間17時からスタートです。日本から、山縣美季さん(2020特級入選、日本音楽コンクール第1位)の出演時刻が18時30分から20時30分に変更になっていますので、ご注意ください。(他の方の都合とのことです) ◆7/22(水)午前の部 ※日本時間で表記 17:00 Lingfei(Stephan) Xie (カナダ/中国) 17:30 Biguo Xing (中国) 18:00 Zi Xu (中国) 1

予備予選9・10日目、角野隼斗さん・竹田理琴乃さん・今井理子さんの公式写真が到着!~ショパンコンクール予備予選

いよいよあと2日、終わりが見えてきた予備予選。7/20(火)21(水)のコンテスタント、角野隼斗さん・竹田理琴乃さん・今井理子さんの、コンクール公式カメラマンによる写真が届きましたので、おすそ分けします。 角野隼斗さんと今井理子さんは、ピティナ理事・指導者育成委員長の金子勝子先生の同門でもあります。門下からは、牛田智大さん・中瀬智哉さんら、素晴らしい才能が巣立っています。 角野隼斗さん 竹田理琴乃さん 今井理子さん 写真:(c)Wojciech Grzedzinsk

10日目午後の部、今井理子さん演奏直後インタビュービデオ到着!~ショパンコンクール予備予選

予備予選10日目午後の部、演奏を終えた今井理子さんのインタビュー映像が届きました。お疲れさまでした! 今井理子さん

予備予選から帰国、岩井亜咲さん・進藤実優さんインタビュー~ショパンコンクール予備予選

ショパンコンクール予備予選での演奏を終え、いち早く帰国、7月31日~8月1日に行われるピティナ・ピアノコンペティション特級二次予選に備えて自宅待機で準備中の進藤実優さん・岩井亜咲さんが、帰国直後に快くインタビューに応じてくださいました! ◆特級二次予選進出者一覧 ◆進藤実優さんインタビュー ◆岩井亜咲さんインタビュー お二人ともお疲れさまでした。特級二次予選での演奏も、楽しみにしています! 写真:(c)Wojciech Grzedzinski/ Darek Goli