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【整形外科患者さん必見!】受診の前に準備しておくと時短になるライフハック5選

どうも!PTグッチです。

肩が痛い、腰が痛いなどで受診する時自分の言いたいことが伝えられずに時間がかかったり、医師の対応や表情があまり良くなかったなんて経験ありませんか?

実際、整形外科などでは受診する人がとても多く、一人一人の聴き取りに時間をかけていたら回らないようです。

受診するのに数時間待って3分診療なんて話良く聞きませんか?

大げさに聞こえるかもしれませんが、実際良くある話。

どうしてこんなことが起こるのかと言うと、「医師は患者さんからの情報が頼り」だから。

検査して客観的な画像診断ができるのなら、すぐに対応策を伝えられるのですが、検査をするにも根拠が必要なんです。

それを聞き出すのに関係ない話を長々とされてしまうと時間がいくつあっても足りません

それで以下の事を知っておくだけで受診がスムーズになりできるだけ手厚い対応をしてもらえる可能性が増えます。

受診前にこれだけはやっておきたい。医師との会話がスムーズになる方法

前提として医師は時間がありません

患者さんが多く詰めかける整形外科では予約通りに行きにくいのも上記の理由があるから。

一人1分余計に時間がかかるとしたら、10人いれば10分、20人待っていれば20分は軽くオーバーしてしまいます。

医師だって人間。忙しければイライラもするし、判断ミスもするかもしれない。

就業時間内に仕事が終わればベストだし、しっかり休んで次の日に備えることもできます。

なので、受診する側の僕らがちょっとした準備さえしておけばお互いWIN-WINになれます。

そこで、僕が推奨する事前準備は以下。

  1. 痛みがあるなら10段階で答える

  2. いつ・どんなときに痛むのかを伝える

  3. キッカケがあったならそれを伝える

  4. 聞きたいことや痛いことをメモしておく

  5. エピソードトークは控える

1.痛みがあるなら10段階で答える

痛みは完全主観的なものです。

あなたが感じている痛みはあなただけのもので、他の人には分かりません。

だからこそ、10(耐えられない最大の痛み)と1(軽い痛み)で伝えるようにしましょう。

数値化することで相手も自信になぞらえてイメージしやすくなります。

また、客観的にもカルテなどに記載しやすくなるので聞く側としては大変ありがたいです。

2.いつ・どんなときに痛むのかを伝える

痛みがあるとはいっても黙っていれば痛くないのか、動かすと痛いのかで大きく変わります。

状況としては

  1. 急性的:痛めたり、ぶつけてすぐの時

  2. 慢性的:時間が経っている状態

に分けるとよりよいでしょう。

痛む状況を整理して伝えてあげれば医師は判断が付きやすくなります。

また、痛みの表現は一般の人は難しく僕ら理学療法士は痛みの状態を聞き出すのに、以下のように聴くことが多いので参考にしてください。

  • ズキズキ

  • ビリビリ

  • チクチク

  • ジワジワ

  • ピリピリ

  • ドクドク

  • ガンガン

3.キッカケがあったならそれを伝える

意外とキッカケを覚えていないことが多いです。

ぶつけてすぐとか、骨折など重症であれば覚えていますが、特に慢性的な症状の場合何が原因か分かりにくくなっています。

覚えがないならそれでもいいですが、ヒントがあるとありがたいですね。

  • ぶつけた

  • 捻った

  • 重いものを持った

  • 急に引っ張られた

などなど。

4.聞きたいことや痛いことをメモしておく

人は忘れる生き物です。

しかも、普段説明しない症状について話すことや医師を目の前にすると萎縮しちゃって何も言えなくなったり、頭の中が真っ白になることも少なくないです。

そういう時は事前にメモを取っておけば忘れません

僕ら理学療法士はなぜか患者さんに「医師に伝えるべきことを忘れた」と言って僕らに聞こうとする人も多く困ってしまいます。

メモに整理するポイントはこの項目でもお伝えしてる通り

  • 痛みがあるなら10段階で答える

  • いつ・どんなときに痛むのかを伝える

  • キッカケがあったならそれを伝える

  • その他聞きたいこと

です。

5.エピソードトークは控える

ひょっとしたらこれが一番大事かもしれません。

伝えたいことが多すぎて何から話していいか分からなくなる場合に感情のまま話をされるのが聴き取り側として一番困る行為です。

大前提として結論を先に伝えると相手に伝わりやすいです。

長々とあったことを話されても聞く側は初見ですし、関係ない情報も多いので整理するのも大変です。

ましてや医師側は何十人も聴き取りを行っているはずです。

僕がオススメしている伝え方は

  1. 痛い場所(強さや頻度)

  2. どんな時に痛むのか(しびれるのか)

  3. 黙っていても痛むのか

  4. いつからか

  5. 気になっていること

で伝えると向こうも質問してくれますので非常にスムーズに受診が進みます。

受診の時に良くある勘違い

患者さん側の良くある勘違いについてもここで書きたいと思います。

それは、医師は「御用聞きではない」ってこと。

医師の仕事は迅速な診断を出し、対応策を関係者に指示を出すことです。

リハビリテーションが必要なら僕ら理学療法士に、
痛み止めや湿布が必要なら薬剤師に、
より詳しい検査が必要なら検査技師に。

と。

まとめ

いかがだったでしょうか。

中にはグサグサと思い当っている人も多いのでは?

できれば、このことを周りの方にも伝えてあげてください。

医師の負担が減ればあなたが手厚く診てもらえる可能性もあがりますし、待ち時間も減ります。

僕はこれをボランティア活動の一環として捉えていて、みんながちょっとだけ人の事を気にかけることができれば世界はもっと優しくなれるんじゃないかなって考えています。

ぜひ、シェアよろしくお願いします。

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