イノシシ、はじまってました。
鼻水が止まらない、顔全体がかゆい!ああ憎きスギ花粉!これさえなければ春は最高なのに…。
などと言いながら、日中の小春日和につられて気分が浮かれ、気づけば足が動いていました。
満員バスに少しの間揺られ…
そう、ここは
井の頭自然文化園!
住みたい街ナンバーワン吉祥寺、おしゃれな街吉祥寺、なんかわからないけどみんなが憧れる吉祥寺、そう。あの吉祥寺にも、木があり林があり、動物園があるんですよ。
ちなみに私はこの付近が地元なので、どちらかというと吉祥寺ってのどかな自然多めの田舎だなあ〜。
なんて思って都会に憧れながら育ったので、昨今の【オシャレな吉祥寺】の押し売りに衝撃がとまりません。まじか。
なんか話題が逸れました。
あ。申し遅れました。
初めまして、かな と申します。
動物園、水族館、美術館、博物館めぐり、映画鑑賞、ディズニー通い、一眼レフを振り回して写真、とにかく多趣味…お出かけが大好きな、しがないOLです。
そして感じたこと・考えたことを率直に言葉にすることが大好きです。その記録をしてみよう、とさっきお風呂の中で思い立ちました。
そう。行動力のあるバカです。
よろしくおねがいします。
突然の絶妙な表情のヤギ
桃太郎なしで鬼退治しそうな極彩色のキジ
謎のモフモフ生命体
驚かれた方も多いのでは?
ここ、井の頭自然文化園にはパンダもライオンもゴリラもいません。
謎のモフモフ生命体「たぬき」やきじ、きつね、猿…まるで日本昔話オールスターズのような
「身近な日本のいきもの」たちの楽園
です。
隣の家の庭でピーピー鳴いてるあいつや…
ディズニーランドでポップコーンを要求してくるこいつ…
そのへんで飛んでたのに捕まっちゃったの!?
とでも言いたくなるくらい、本当にそのへんにいる身近ないきものを間近で見て学ぶことができるのが最大の魅力ではないでしょうか。
うん。やっぱり私が昔から知っている、「地味だけど味があっていいところ、吉祥寺。」
しばし撮影しつつ、散策。
お腹を空かせてふらふら歩いていたら…おでん屋さんののぼりみたいなものが視界に入りました。
イノシシはじめました。
え?牡丹鍋? 園内でジビエ料理?
空腹の私はこんなことしか頭に浮かびませんでした。
はじまってました。
イノシシ。
そういえば今まで居なかったんですね。
ニュースで人を襲った被害ばかり取り上げられて怖いイメージも強いイノシシ。短い手足で泥浴びをしてる姿はそれとはかけ離れてて、とても愛くるしいものでした。
きっとこうして、身近な生き物をよく見て、様々な魅力的な側面に気づくことで、「身近な命を大切にしよう」とか「共生」という概念を教えてくれる園なのだと思います。
遠い国のジャングルの、ゴリラやトラを守ろう!
と言われるよりも、スズメの数が減っているとか餌不足で人里に降りるシカやクマ、サルが増えている、とかのほうが響くものがあるもんね。
今の時代こそ、こういう動物園、求められるんじゃないでしょうか。
ちなみに。本日無料開園日でしたが、お子様たちは、中にある公園の遊具や遊園地のアトラクション、モルモットのふれあい、に吸着されており、その他の動物は比較的平和にみることができました。
お弁当食べるスペースとかもたくさんあるので、
家族づれの方もいいんじゃないかな。
花粉症の方は春のうちはマスク必須です。
私は未だにくしゃみが止まりません…
それでは。
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