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マッサージでは腰痛が良くならない3つの理由

「マッサージに何回も行ってるけど、腰痛が全然良くならない…」

そんなお悩みをお持ちの方はとても多いと思います。

今回はなぜマッサージでは腰痛が良くならないのか、3つの理由を解説していきます。

1.そもそも腰痛の原因にアプローチできていない
腰痛の原因は様々で
・腰の筋肉やその周りの膜の動きが悪くなっている
・背骨の関節が歪んでいる
・内臓の痛みが関連痛になり、腰の痛みとして出ている
・痛み刺激が長期間続いたことで、痛みを感じやすくなっている
・骨盤や股関節の動きが悪く、腰で動きを代償してストレスが高まっている
などなど挙げ始めたらキリがないぐらいたくさんあります。

マッサージで対応できる腰痛は腰の筋肉やその周辺の膜の硬さや循環不良からくるものぐらいで、関節、神経、内臓由来の腰痛には効果がありません。

関節や神経が原因の腰痛なのにひたすら筋肉を揉んでたって良くならないのはもうお分かりですよね?

2.マッサージは逆に筋肉を固くする?
筋肉の性質上、強く伸ばされると反射で収縮に働きます。

短縮した筋肉を伸ばしたいのに、筋肉が余計収縮していたら全く意味がありません。

これに関しては筋肉が反射を起こすほどの強い力を加えなければ問題はありません。

筋膜リリースなどのやさしくほぐしていく施術であれば、筋肉を固くしてしまうようなことはないでしょう。

3.日頃の生活習慣や姿勢・動きのクセが根本原因であるため
腰痛の最も根本的な原因はここになります。

デスクワーク中の悪い姿勢、介護や製造業の現場での持ち上げ動作の繰り返しなど、私たちは1日の3分の1の時間を使って腰痛の原因を作っています。

マッサージをしてもらって筋肉がほぐれ、腰痛がその時は良くなるかもしれませんが、結局腰痛を作っている元の生活の中に戻れば、体はまた戻ってしまうのは考えればすぐわかるかと思います。


いかがでしょうか?マッサージに関して解説を行ってきましたが、ここまでのことは一般的な接骨院や整体院で行われている整体施術にも全く同じことが言えます。

ではどうしたら腰痛を変えていくことができるのか。

私が考える最善の方法は「運動療法」です。

正直運動が大事なんてことはもう誰もがわかっていることかと思いますが、わかっていても実践していない人がほとんどなのが現状です。

次回は運動療法が腰痛改善に適している理由、運動療法のメリット・デメリットについて解説していきたいと思います。

ではまた。

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