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【実習生、若手理学療法士必見!】多くの理学療法士を悩ませた統合と解釈について本気で考えてみた②

どうも、理学療法士のゆうです。
前回に引き続き「統合と解釈」について書いていこうと思います。
今回もうまくまとめられるかわかりませんがお付き合いください。
この記事が実習生や若手理学療法士の成長につながれば幸いです。
前回の記事を見ていない方はそちらから読んでみて下さい。

今回のテーマ

  • 統合と解釈が難しい本当の理由

  • 統合と解釈を簡単にする方法



統合と解釈が難しい本当の理由

前回:実習での経験が統合と解釈を難しくしている

前回の記事では「実習での経験が統合と解釈を難しくしている」と書きました。
たしかにすべての検査を実施して、結果をボトムアップに積み上げて、関連図を描いて、文章にまとめるという実習で経験した統合と解釈のやり方が多くの理学療法士を苦しめています。

ただ本当にその経験だけが統合と解釈が難しい理由でしょうか?

私はその実習での経験だけではないと思っています。

ではなぜ統合と解釈は難しいのでしょうか?

答えは簡単です。それは・・・


学校で教わってないからです❕


統合と解釈は教わっていない

みなさんどうでしょうか。学生時代に授業で統合と解釈の授業はありましたか?

「理学療法評価学」みたいな講座があり、その中で関節可動域の図り方や徒手筋力検査の方法など、一通りの検査の方法を学んだと思います。
その授業の中で統合と解釈についての講義はあったでしょうか?

また、「神経系理学療法学」や「運動器系理学療法学」みたいな講座ではケース症例をもとに一通りの理学療法の流れ(情報収集、検査、問題点抽出、目標設定、プログラム立案など)を学んだかと思います。
このケース症例をまとめる際に「統合と解釈」という言葉が初めて出てきたのではないでしょうか?

この辺は養成校のカリキュラムによって多少の差異はあるかもしれませんが、私の周りにいる理学療法士の多くは学生時代に「統合と解釈」の授業があったと記憶しているものはいませんでした。

そうなんです。多くの理学療法士が「統合と解釈」を養成校で教わっていないんです。
もしかしたら授業の中で触れている先生もいるかもしれません。ただその場合も臨床実習で統合と解釈の指導に割かれる時間と比べると、割合は少ないのではないのでしょうか?

「統合と解釈」は教わっていないのです!

これが統合と解釈が難しい最大の理由です。

統合と解釈を簡単にする方法

ということで、ここからは統合と解釈を簡単にする方法について書いていきます。

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