【実習生、若手理学療法士必見!】多くの理学療法士を悩ませた統合解釈について本気で考えてみた
どうも、理学療法士のゆうです。
臨床実習の時期は養成校によって様々かと思います。
私の大学では総合臨床実習は9月~12月であったと記憶しています。
皆さんの養成校はどの時期だったでしょう。
今回は実習中にすべての理学療法士を悩ませたといっても過言ではない【統合と解釈】について書いていこうと思います。
現在進行形で実習真っ最中の学生やこれから実習が始まる学生だけでなく、若手理学療法士も参考にしてもらえれば幸いです。
統合と解釈って難しい??
統合と解釈してますか?
臨床で働く理学療法士の皆さんは日々の業務の中で統合と解釈してますか?
自信をもって「はい!」と答えられる方はどれくらいいるでしょうか。
もし、あなたが自信をもって「はい!」と答えているとすれば、それは統合と解釈をしっかりと理解している証拠かもしれません。
「はい」と答えられない方はこんなこと思っていませんか?
『臨床の中で統合と解釈とか忙しくて無理!』
『学生と違ってトップダウンでやってるから統合と解釈してないよ!』
『わざわざあんなに長い文章書く必要ないでしょ!』
そうなんです。臨床の忙しい中では実習の時のように多くの検査を行って、その結果をボトムアップに統合と解釈して、文章にして、問題点を抽出して、プログラム立案して、・・・なんて時間はないんです。
なぜ実習では統合と解釈する?
では、臨床であまり活用されない統合と解釈を実習ではあんなに一生懸命に指導されるのでしょう?
バイザーをしている理学療法士の方は実習生に的確に説明できるでしょうか?ただ何となく実習ではするものだからという感覚で指導していないでしょうか?
統合と解釈は臨床で理学療法士に欠かせないスキルであるため、実習であんなに一生懸命に指導されるんです。
『いやいや、臨床では統合と解釈する時間ないって言ってたじゃん!』
そうです。臨床では統合と解釈する時間はないんです。でも、統合と解釈は理学療法士に必須のスキルなんです。
では、どうするか?
簡単です。統合と解釈に時間を掛けなければいいんです!
というか、統合と解釈は慣れてしまえば時間はかからないんです。
もっと言えば、「統合と解釈してますか?」の質問に「いいえ」と答えた方の多くは無意識に統合と解釈しているんです。無意識でやれてしまうくらい時間がかからないものなんです。
実習での経験が統合と解釈を難しくしている
みなさんが統合と解釈は時間がかかるし難しいと感じてしまうのは実習での経験が原因かと思います。
たしかに実習での統合と解釈は多くの検査を実施してボトムアップに積み上げて、各検査結果の繋がりを考えて関連図を描き、文章にしていくという作業が必要なので時間がかかります。
ただ、この作業は統合と解釈の基礎を身につけるためには必要なことなんです。
学生の知識や経験の量では多くの検査結果から繋がりを考えるという過程をふまないと見落としが多く出てきてしまうんです。
また、実習生にどれくらいの知識量があり、それぞれをどれくらい理解しているかをバイザーが判断するためにも多くの検査結果の繋がりを考えさせる必要があるんです。
こういったことから実習での統合と解釈は時間がかかり、多くの理学療法士を悩ませ、「統合と解釈は難しい」という意識を植え付けてしまっているんです。
まとめ
今回書いた内容をまとめるとこんな感じでしょうか。
統合と解釈をするには臨床は忙しすぎる
統合と解釈していない理学療法士も多い
でも統合と解釈は臨床で必須のスキル
時間をかけずに統合と解釈をする必要がある
統合と解釈は慣れれば時間がかからない
実習での経験が統合と解釈を難しくしている
何も考えずに書き始めたためうまくまとまりませんでした。
「実習での経験が統合と解釈を難しくしている」とまとめましたが本当はもっと重要なことがあるんです。
そのあたりはまた次回書いていこうと思います。
あと皆さんが知りたいと思う「どうしたら統合と解釈が簡単になるのか」まで書けたらと思います。
また、まとまらずに書ききれないかもしれませんが温かい気持ちで読んでもらえたらと思います。
この記事が実習生や若手理学療法士の成長に繫がれば幸いです。
次回テーマ
統合と解釈が難しい本当の理由
統合と解釈を簡単にする方法
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