TKAope後のROM制限にどう関わるか


安齋です!

今回は質問をシェアします。そのまま、質問を抜粋しますね!


質問
・可動域の制限に対しては麻酔下での受動術しかないのかなと思いますが、TKA後重度の可動域に対して何かアプローチし、改善した例はあるでしょうか?
またそこまで制限強くなってしまった理由は術後腫脹強くなかなか引かなかったことや、農家の仕事柄長時間同一肢位でいたこと、術前の制限も強かったため膝周囲の組織はかなり柔軟性低下していたことなど考えていますが、他に考えられることはどんなことがあるでしょうか?
・伸展最終域での軋轢音ですが、TKA施行しているので軟骨や滑膜による音ではないと思い、膝蓋下脂肪体が原因なのかと思っていますが、どうでしょうか?私自身TKA後で軋轢音があった患者さんは今まで経験がなく…
また、膝蓋下脂肪体だとしてもそこまで癒着する原因となるメカニカルストレスがどうかかってしまったのか悩んでいるところです。ちなみに術中角度は120°近くまで屈曲できていたようです

膝伸展時に下腿の外旋を誘導しながらだと少し軋轢音軽減したので
膝窩筋や内外ハムストリングスのバランスの影響なども考えてみようと考えてみようと思います。


ということでした!


なるほどなるほど。確かにこれは悩みますよね。


さて、皆さんはどのように考えますか?

改善できる?できない?

膝蓋下脂肪体(IFP)が原因となる?ならない?




ここから先は

2,507字

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?