The Pain〜痛みのメカニズムと対処方法を根本から知る〜
さて今回のテーマは「痛み」です。
セラピストに限らず、トレーナーやボディワーカーさんもセッション中の「痛み」に悩まされるはずです。
などなど。
さてこのような「痛み」に対してどう対応すれば良いのでしょうか?
さてその方法があっているのでしょうか?そこに根拠はありますか?
僕は学校時代に深く「痛み」について学びませんでした。
でも臨床に出ると確実に「痛み」の問題と遭遇します。
でもこれに対する解決策ってセミナーによるhow toじゃないです。
徒手療法でもありません。
そう、「痛み」を科学的に理解することが土台です。一番の力になります。
もし慢性疼痛の人に徒手療法だけをしているのであれば、それは大きな間違いです。痛みとしてのセラピーとしては0点に近いです。
いつだってそうですが。
人間の体を理解するためには「根本」を知る必要があります。
痛みとは何か?
それを何時間もかけて話せるくらい知ることで。
初めて痛みに適切に対処できます。
ではいきましょう。
深いテーマです。
絶対に知っておいた方が良い分野です。
です!
FreePTsalonで開催したセミナー動画40分でしっかりと学んでみてください↓みなさんの感想です!
といった感想いただきました。かなり詰め込んでいるので内容は濃いです!
ではいきましょう!
痛みの定義を知ろう!
最初は定義からいきます。(かたいっすねw)
でも定義は定義で大事です。
てな感じです。大切なことは
・組織損傷だけじゃなくて
・不快な感覚や情動も
ってところです。
運動器の専門家になればなるほど「組織」ばかりに目がいきますよね?
でも組織だけじゃなくていろんなことが関係するよベイベーってことが書いてあります。
というか定義されています。
もっとザクっと伝えると
「末梢から中枢への知覚とそれを処理する大脳の痛みのネットワーク、加えて過去の経験や情動を全て組み合わせて痛みとして発している」
ということです。
だから組織に損傷がなくても、相手が感じている痛みは痛みとして存在します。特に慢性的な痛みは組織損傷だけでは説明ができないので。
しっかりと覚えておきましょう。
ちょっと論理的に説明すると
痛みを感じる個人差を規定するのは
感覚的側面(痛みの質・程度)
情動的側面(痛みの捉え方)
からなります。
さらにここから感覚的な側面は先天的要因と後天的要因があります。
何が言いたいかというと。人によって感じる痛みは全て違うということで、そこには環境因子や遺伝子レベルの関与があるということを知っておきましょう。
痛みがどうやって伝わるのかを超簡単に理解しよう!
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