明日から臨床で使える肩関節と脊柱の運動連鎖の応用〜機能解剖からひもとく動きの誘導〜
どうも吉田です!
最近思うのですが。もう、「休み」という概念がなくなってきましたw
ええ。休みなんてマジでいらないんだなって本気で思います^^なぜなら寝ているときに休んでいるので、日中は365日働いていても大丈夫なわけです・・・
ではいきますw
今回のテーマは「肩」の動きを「脊柱」から変える!です。
・肩のストレッチをしているのに肩の動きが変わらない
・肩の筋トレしているのに痛みが変わらない
・肩のROMは改善しているけど、動きは変わらない
このような悩みがある人は今回の記事がかなり参考になると思います。
脊柱と骨盤の動きがとても大事になります。
しかも。部位ごとに分けて上肢への連鎖も変わります。
ではいきましょう。
肩だけのアプローチで変化が出ない人にはおすすめの記事です( ^ω^ )
ではいきましょう!
脊柱と上肢の運動の関係性
脊柱と上肢の関連性を部位ごとに分けてみましょう。
・上位胸椎:脊柱回旋運動ー肩甲骨内転
・下位胸椎と腰椎:脊柱伸展運動ー肩甲骨内転
この脊柱の運動を引き出すことが大事です。
その理由をつらつら説明しますね。
脊柱の回旋運動と肩関節
原則として。上肢の動きの範囲は肩甲骨の臼蓋の向きで決まります。
つまり、肩甲骨の臼蓋があらゆる方向に動くことで肩関節はいつも安定した位置で動くことができます。これに関わるのが脊柱の回旋運動。
もちろん、脊柱の回旋運動は腰椎よりも胸椎の方が大きいので、胸椎の回旋運動を促しましょう。
でもどうやったら胸椎の回旋運動が促せるの??
ポイントは
1腰椎をニュートラルポジションで固定する
2目線を動かす
3運動学習としては「みぞおちから動かす」イメージ
4肩関節の内転運動を意識する
これが大事になります。
1:腰椎をニュートラルポジションで固定すると腰椎がロック→胸椎優位で動くことができます。まさにピラティスが効果的です。
2:目線を動かすことで眼球運動〜頸椎〜胸椎〜腰椎の回旋可動域がグイッと広がります。これは下行性の運動連鎖です。目線を動かすメリットは可動域にもあるんですよね
3:みぞおちから動かすイメージにしておくと、ちょうど上位胸椎のあたりが回旋することになります。これも1つのキューイングとして覚えてみてください!
4:肩甲骨の内転運動によって菱形筋が働き、後方に胸郭が引き寄せられます。結果的に胸椎の動きを意識しやすくなり、運動連鎖としても反応します。
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