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仙腸関節のニューテーションとカウンターニューテーションを運動療法に活かす3つのポイントと実践方法

今回は、仙腸関節のニューテーションとカウンターニューテーションを解剖学・運動学から理解して、運動療法に活かすポイントをお伝えしていきまーす!


ニューテーション・カウンターニューテーションの理解

ニューテーション=寛骨後方回旋・仙骨うなずき・仙尾関節伸展
カウンターニューテーション=寛骨前方回旋・仙骨起上がり・仙尾関節屈曲

ざっくりと機能的な面で分けると

ニューテーション=腰椎・仙腸関節がロックして安定
カウンターニューテーション=腰椎・仙腸関節がアンロックして不安定

ですね。

つまり臨床の場で活かす場合には

1ニューテーションかカウンターニューテーションかの判断が必要
2どちらに誘導するべきかの判断
3ニューテーションさせる運動、カウンターニューテーションさせる運動の指導

この3ステップが必要です。


では知識を実践の知恵に変えていきましょう。

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