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【前屈の教科書】前屈を確実に改善するための7つの評価方法とエクササイズ!!


前屈の評価方法をもっと細かく見れるようにしましょう。

というわけでやっていきましょう。
  


なぜ前屈が変わらないのか?痛みが出てしまうのか?

これはヨガの先生からよく聞かれます。 
 

多くの前屈の制限は

「ハムストリングス」

と決められて、「ハムストリングスのストレッチのみ」を行う方が非常に多いです。 
 
 



しかし、前屈は後方にある筋膜のラインだけでなく、脊柱の柔軟性、股関節の引き込みなどが総合的に行われることで「キレイな前屈」ができます。 
 

「前屈するためには=ハムストリングスのストレッチ」

という概念を変えていくことが大切になります。 
 


機能解剖からみる「前屈」のバイオメカニクス

<体幹前屈の骨盤帯のバイオメカニクス>
1体幹前屈時に寛骨が60°まで前方回旋(股関節屈曲60・腰椎屈曲45°おこる)
2後方組織が制限(ハムストリングス、仙結節靭帯、胸腰筋膜、後斜筋群)3仙骨のニューテーションが止まる
4相対的に仙骨はカウンターニューテーション


 まず大まかなバイオメカニクスをチェックしましょう。



骨盤帯の動きが制限されていると、これだけで痛みが出たり、全体の前屈の動きを制限されてしまいます。


痛みが出ない理想の7つの前屈要素

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