見出し画像

ピラティスと筋トレマシンの圧倒的な違い「体の中の固定点」

どうもです!

さてみなさんトレーニングしてますか?

僕はピラティスはほぼ毎日。筋トレは週2でやっています。

ここで問題です。

ピラティスと筋トレの違いはなんでしょうか?


まるで違います。


その辺りを解説していきます。

これを理解すると運動指導がめちゃ上手くなりますし、使い分けができます。


ではいきます。

ベンチプレス100kgあげる人でもできないピラティスエクササイズ

ということがよくよくあります。

いやむしろ多いです。

スポーツはしないけど、筋トレだけしていて、筋肉が肥大している人こそ起こりやすい問題です。


ピラティスは体の固定点を作り出す

スクリーンショット 2021-07-25 10.38.01

これすんごく大事です。

体の中の固定点を作り出します。

僕のお店もすでにアスリートが増えてきておりますが。

彼らは競技パフォーマンスをあげることを目的にピラティスをします。

ベンチプレスの重量をあげることを目的としていません。

1ベンチプレスの重量をあげることで
2筋力がついて
3競技パフォーマンスがアップする

と思っている方が多いので、そこに着目されやすいだけです。

もちろん筋力のボリューム自体をあげることで競技パフォーマンスが上がることはあります。(筋トレは全く否定しません。1つのツールですので上手く使いましょう)

でもそうじゃない人もいます。


例えば。


ベンチプレスの台は特に何もしなくても背中に固定点を作ります。

画像1

あとは下半身と背骨のブリッジでさらに固定点を強くすることができます。

一方ピラティスマシンのリフォーマーはどうでしょうか?

スクリーンショット_2021-07-23_18_16_42

上記のエクササイズでは

1後方に引っ張られる力が加わる
2腸腰筋とハムストリングスの機能で骨盤を立てておく
3その上に土台として脊柱〜肩甲骨が安定する
4だから上半身に力が加わって押せる

ということになります。

この時にベンチプレスと違うのは。

体の中の固定点である「骨盤」を立ててキープさせること

が求められます。


じゃあこれはどうやってできるか?

1腸腰筋の求心性収縮
2ハムストリングスの十分な柔軟性
3多裂筋の収縮

この3つが必須です。


これができないとベンチプレス100kgあげる力があっても。

発揮できないんです。


実際にハムストリングスが硬い人はこのエクササイズで全く押せません。いくら大胸筋があっても。


体の中の固定点は支点を作り、力を伝達する要になります。


ほとんどのスポーツは体の中に固定点を作ることが求められます。

だから。

重さをあげること=パフォーマンスアップにつながらないこともあるのです。

では細かくスポーツ選手の内部支点をみていきましょう。

ここから先は

759字 / 4画像

運動を仕事にするトレーナー、ピラティス、ヨガ、セラピストの先生向けの専門家マガジン!

運動を仕事にする全ての人へ。理学療法の知識、解剖・運動・生理学と最新の論文から現場で使えるピラティスや運動の評価・方法・考えをコラムと動画…

・365日理学療法に関する情報をお届け! ・過去コンテンツ!1000コンテンツ以上読み放題! ・コラム・動画・ライブ配信であなたの「知りたい」をお届け!

365毎日お届けするマガジン!現在1000コンテンツ読み放題、毎日日替わりの現役理学療法士による最新情報をお届け!コラム・動画・ライブ配信…

理学療法士最大級のオンラインサロンFree PT salonを運営!知識・技術を学ぶのはもちろん、発信力をつけて、みんなとコラボしてプロダクトを作る!やりたいことを実現する場所!→http://reha-basic.net/free-pt-salon/