「心理学を学んでも、実生活で役に立たなかった」と感じる人必読！！　絶対に心理学をあなたの役に立たせます

心理学予備校サイヨビ

心理学を学んで、あなたの人生を少しだけ豊にしよう

「心理学を学んでも、実生活で役に立たなかった」と感じる人は多いでしょう。そんな人は是非、このnoteを読んでいってください。正直、この記事は有料にしようか迷った程です。

まずは、心理学ではなく、ビジネスや恋愛の話から入りたいと思います。

全ては確率の世界

「1000回の営業で、１件の契約が取れるんだ」という言葉を効いたことはありますでしょうか？営業の講習に行くとよく聞く話です。
また少し昔に、あるお笑い芸人が「恋人ができない人は打席に立たなすぎる、100打席中、99回三振取られても、１回ホームランを打てば良いじゃないか」とTVでいっていました。

この二つの話は、要するにビジネスも恋愛も確率の問題だと伝えているのです。

1/1000回で契約が取れるなら、 1万回営業すれば10件も契約が取れます。恋愛でも、10回連続で振られても、あと90回告白する中の１回は成功して、恋人ができるのです。

数学的には成功する確率みんな平等ではない？！

でも、そうは言っても1 回の営業で契約をとってくる人もいますし、100発100中でいつも告白が成功する人もいますよね。一体、なんでこんなことが起こるのでしょうか？

結論、ビジネスでも恋愛でも成功する確率は「トークスキル」や「顔」なども含めて計算しないといけないからです。

例えば、営業に来た人があなたのタイプだった場合と、そうでない場合でどっちの方が好感度が高いですか？やっぱり、タイプの人だとなんか買い物が楽しくなったりしますよね。

恋愛場面ではどうでしょうか？「イケメンで、しっかりエスコートしてくれて、お洒落なレストランに連れてってくれる人」と「ブサメンで、女の子に歩道を歩かせ、小汚いお店に連れて行く人」どちらが良いですか？もちろん、後者を好きな人もいるでしょう。でも少数ですよね。つまり、もしあなたが後者の「ブサメンで、女の子に歩道を歩かせ、小汚いお店に連れて行く人」ような人だとしても、手当たり次第に異性に声をかけていれば、100回中1回ぐらいは、あなたのことを好きになってくれる人に出会えるでしょう。

つまり、ビジネスでも恋愛でも成功するかどうかは、このような数式で考えるべきなのです。

そして、成功度が高い人は10回の営業で契約を取ってくるでしょうし、成功度の低い人は100回もしくは1000回の営業が必要かもしれません。ただ、それだけのことです。そして、もう一つのポイントは計算式が全て掛け算になっているところです。一つでも0があれば成功度はどれだけ頑張っても0です（顔やトーク力などの値は０以上の値を必ずとるという条件を加えてあります）。なので、成果がでない人の特徴の一つとしては、チャレンジ回数が圧倒的に足りないことが大半ですが、どれだけやってもダメな人は、どれかの値が０になっていないかを確認してみてください。

「心理学を学んでも、実生活で役に立たなかった」と感じる理由

一般の人が心理学のテクニックに対して持っている誤解は「必ず、その心理テクニックが成功する」というものです。その結果、「心理テクニックを学んだけど、好きな人に告白して振られた」ということが起きるのです。

なんで、こんな誤解が生まれるかというと、皆さんは全く悪くありません。心理学の知識を発信している人の多くが心理学の専門家ではなく、心理学の論文も読んだことがない人だからです。おそらく、多くの情報発信者は心理学の知識を一般向けの本で学んで、心理学を浅〜〜く学んで、それを発信しているのです。でも、心理学の研究法を学び・心理学の論文を読んでいる人ならば、「必ず、その心理テクニックが成功する」ということが心理学的におかしいことがすぐわかります。

例えば、恋愛心理学で有名なテクニックに単純接触効果があります（詳しくはサイヨビの授業動画をご覧ください）。よくある俗物的な解説では「単純接触効果を使うと、相手からの魅力度があがって、意中の人と付き合えます」と書いてあります。しかし、実際には魅力度は大体20% も上がれば良い方です。つまり、単純接触効果を使うと、魅力度が０の人が魅力度100になるのではなく、魅力度が50%の人が70%ぐらいになるのです。

でも、この20％は甘くみてはいけません。かなり単純化して計算をすると、100回中１回の確率で告白が成功している人の魅力度が20%上がると、80回中１回の確率で告白が成功するのです。ビジネス場面で考えると、20% も確率が上がるということが異常なことです。1万回営業にいっていたのが、８千回で同じ成果が得られるのです。

なので、このようなスタンスで心理学を学んで、実生活に生かしていただければと思います。