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子供が遠くを横目で見てる。。。なんで?

機会があって、子供が遠くを横目で見てしまう症状について調べる機会があったので記載しようと思います。同じような心配をしている親御さん、多そうです。

横目遣い症候群

一応、名前がついていました。ただし、症例数はそんなに多くなさそうです。やっとの思いで行き着いた論文も症例数が100未満。珍しくないけど、研究するほどではない分類なんですかね。

普段はまっすぐものを見ているのに、TVなど少し遠くのものを集中して見ようとすると顔が斜めになり横目で見てるようになる症状のことを言うようです。似たような症状で、発達障害と関連がある症状があったりするようで、心配になる方も多いようですね。

斜視とは違う

横目遣い症候群は斜視とは違うようです。斜視は眼の筋肉異常で両目で物質を見ることができない症状ですが、横目遣い症候群は両目できちんと物質を捉えています。

色々と説があるようですが、幼児に多いこと、成長して小学生の高学年には症状がなくなっていることが大半であることもあって、眼の筋肉のバランスが原因ではないかと考えられているようです。

見守って上げるだけで大丈夫

斜視ではなく、その他の障害もないのであれば、特に気にすることはなさそうです。

注意する点を挙げるとすれば、横目で見ているのを矯正しないようにすることぐらいです。

本人は無意識でやっています。それを矯正しようすることで受けるストレスの方が問題になりやすいと考えられているようです。
まっすぐ見せようとするのは親のエゴになってしまうので、押し付けずに見守ってあげた方が良さそうです。

余談ですが、TVなどを近くで見るもの注意しなくて大丈夫です。TVを近くで見ることだけで眼が悪くなることはないことは立証されてますし、子供は興味があるから近くによるので、一歩間違えると興味を持つことが悪いと認識してしまうリスクもあります。(余談でした)

最後に

普段とは全く違う内容でしたが、いかがでしたでしょうか。今回、色々と調べてみて子供のことって心理的にも医学的にも、大人のことよりも分かってないんだなと思いました。

確かに、大人の方が研究するのは楽ですよね。子供に何かのテストをまともに受けてもらうって無理な気がする。。。観察研究がメインなのかな。違う興味が湧いてきました笑。

では。

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