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眠りたいのに眠れない恐怖
明日は朝から仕事なのに眠れないという夜は、誰しも経験したことがあるだろう。
眠りたいのに眠れない。それはもはや恐怖である。
寝る2時間前に湯舟に浸かって、夜はオレンジ色の優しいライトで過ごして、スマホやPCは使わないようにして、寝る前にストレッチなんかして。
早めに寝床に入ろうと布団に入り、目をつぶって寝がえりを打つ。
頭にはいろんな考えが去来する。
時計を見ると2時間経過している…やばい。眠れない。
3時、4時と時計が進むのに目がさえていると泣きたくなってくる。
あくびは出るのに、眠れない。
私は事情あって、週1でしか働いていないパート主婦なのだが、最近ガチで23時ごろ就寝して5時6時まで眠れず、そのまま仕事に行くということが続いている。
理由は簡単だ。仕事のストレスである。
そもそもなぜ眠れるのか
眠っている状態とは、脳の覚醒レベルが一時的に低下した状態である。
脳内では、睡眠誘発物質が出て、脳を覚醒させる役割の部分(ヒスタミン?)の働きを抑制させるらしい。
起きている状態が「覚醒」であるから、脳が睡眠モードに入り、「覚醒」の働きの抑制に成功したのが、眠っている状態である。
脳波もα波が消え、徐々にθ波へ移行していく。
つまり、眠れない状態というのは、脳が「睡眠モード」に入らず、いつまでも「覚醒モード」のままでいることだ。
眠れないときに有効な方法はあるのか?
身をもって言おう。
巷にはびこる「〇〇をしたら5分で寝落ち!」「95%以上の人が眠れる方法」「睡眠導入BGM」といったテクニックがネット上にはたくさんある。
これらのテクニックで眠れる程度であれば、少し寝つきが悪い程度の話であって、テクニックを使わずともそのうち眠れる状態である。
一旦脳がバキバキの状態になった「寝れない」状態にはほとんど効かない。
私は心理の勉強をしてきた人間なので、自律訓練法や筋弛緩法といったリラクゼーション法も自分で実践できる。マインドフルネスのテクニックも知っている。
それらは多少のリラックス状態には導けるが、睡眠にはなかなか結び付かない。
それほど不眠(一時的なものを含めて)とは頑固な問題なのである。
ちなみに、よく言う「いったん布団から出て眠くなるのを待つ」といった方法は、眠れないことを習慣化しないためには有効かもしれない。
だが、布団から出たとて、眠れないのには変わりがない。
眠ろうとして何かすればするほど、余計に起きてしまう。
まどろんできたところで、なぜか起きようと意識が働く。
昼間はあんなに眠いのに…。
今のところ、有効な方法はわからない。
私の現時点での答えは、
「眠くなるのを待つ」
ということ。
どんなに眠くなくても、人間には起きていられる限界があるから、待てば必ず眠れるので安心してほしい。それがいつかは知らないが、気長に待つ。
布団に横になっていようと、布団から出ていようと、とにかくいつか眠くなるだろうと思って待つ。
実際に、朝まで眠れなかった日は、6時台になってようやくウトウトし始め、起床時間の7時までに、少しは寝ることができた。1日くらいであればそのまま仕事に行っても支障はなかった。
これ以外の有効な方法があれば教えてほしい。
まあ、私の場合は、
そんなに緊張して睡眠の健康を害するくらいの仕事なら辞めたら??という話。
しらとりでした。
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