心を”編む”
僕は離婚した時に
”妻の感情がわからない”
というのが一番の悩みだった
「こうしてもらえれば喜んでくれるはず」
と行動ことが裏目に出て怒らせてしまったり
「きっとこう言ってほしいんだろう」
と伝えた事が裏目に出てしまったり
何をやっても裏目裏目に走って
そして僕のそうした思いを拾ってくれなくって
ある日から急に
「もう、いいや」
って”わかろうとしなくなってしまった”
再婚してからも実は同じ悩みに遭遇したことがあって
そうした時に妻は
「〇〇してくれてありがとう。だけどね、私はもっとこうしてもらえると嬉しいな」
とか
「〇〇っていう言い方よりも、〇〇のほうが私はうれしい」
って伝えてくれる
なるほど、こうすれば、こういえばいいんだ
って少しずつ相手の事がわかって次から気を付けようって思えるし
”もっとわかってあげたい”
という前向きな感情へとつながっていった
互い違い・絡まったの糸(意図)が少しずつほぐれ
そして丁寧に結ばれて”編み物”のように”夫婦”という二人だけの、二人にぴったりの衣服が作られていく心地よい感じ
でもそれは僕の独りよがりではなく、妻の”してほしい”という思いがわかっての事。
今、当時の僕のように
”相手の気持ちがわからない”
という人は、相手ももしかしたら同じ感情を抱いているかもって考えてみてほしい。
そして、ありがとうって感謝を伝えてから
次どうしてほしいのかを丁寧に話し合ってみてほしい
そうすれば自然と編みあがった糸(意図)はより強く”絆”のように丈夫な生地になるし、よりサイズもぴったり合っていく。
家族、夫婦それぞれの”編み物”はそう簡単には破れないし、破れづらいものだ。
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