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若者が反逆したとき

2021年も2020年に引き続き、コロナの自粛生活からスタートしました。
主要な都市では、緊急事態宣言が延長され、なかなか思うような生活ができませんでした。

たしかにコロナは未知の感染症で対応が難しいです(私も、しっかりと論文を読んだり、統計を分析したりしたわけではないので、あくまでも持論になります。)。

今、若者(特に10代の学生)は、とても我慢を強いられていると思います。
卒業式が中止になったり、規模が縮小されて開催された。入学式も卒業式と同様、もしくはオンライン開催になった。
入社式、入学式等は、新しい生活のスタートであり、新生活に期待をよせていた人も多いのではないでしょうか。そして、同期、同僚、クラスメートと新たな生活を共にする人たちと出会うはずであったのに、オフラインで会うことがままならない。

金銭的余裕がなくなり、学習の機会を失うことになる。また、日々の生活を脅かされる。

長期休みは、自粛を強いられ、旅行もできない。
外に出れば、「これだから若者は。」と言われる。
「若い人は、感染しても自覚が無い。だからコロナをひろめる要因になる。」と、好き放題言われる。

学校行事は、中止、縮小、オンライン…。部活動の大会等の中止。

コロナによる影響は計り知れません。
今、若者たちは、自粛しているかもしれない。社会の方から、自粛をお願いしているかもしれない。
結果論になってしまうかもしれませんが、社会的損失は、とても大きくなると思います。青春を、学生という立場の貴重な機会を奪われた人々は、今までのような過ごし方をしてきた人たちとは、違うと思います。

今後、計り知れないコロナの影響。

そして老後2000万円問題。

人口減少による労働力不足。

今、日本はコロナのほかにも対応しなければならない問題は、山積みです。
若者が苦労することが目に見えている日本社会において、若者が反逆の狼煙をあげない保証はありません。

今後日本が若者と高齢者で分断され争いが起こらない保証はないとおもいます。むしろ、若者が立ち上がってもおかしくない状況だと思います。

少し、怖い世の中になってきたなと感じています。

私自身も、若者の部類にはいるのですが、
「自粛、じしゅく、ジシュク」と言われ、うんざりしています。
マスクをしていない高齢者、公共交通機関で大声で話す高齢者を見かけます。
コロナの問題に関しては、個々人の意識の問題であり、一概に若者・高齢者とくくるべきではないのはわかっています。しかし、そんな方達を見るたびに、自分たちが自粛しているのが馬鹿らしくなります。

だからこそ、時に理不尽さを感じ相反する気持ちと戦いながら、早くコロナが収束することを願い、今できることをしている人がいることを忘れずにいたいです。

そして、日本が抱える様々な問題によって、世代間で分断されることなく、安心して過ごすことができる世の中であり続けることができればと思っています。


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