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【育成論】日本一自主練をしている私が考える正しい指導者像。チーム選びは、指導者で決めろ

今回は、私が考える正しい指導者像について書いていこうと思います。
なぜこの様な記事を書こうと思ったのかというと、今私は小中学生を対象に指導しているのですが、才能がある子供が指導者により潰されてしまうケースを多々見かけます。そこで、これからチームを選ぶ子供や保護者様のチーム選びの参考になればと思います。

私が今まで色んな指導者に出会ってきた中で「良い指導者」と「良くなかった指導者」を見てき良い指導者には、共通する考え方があると思います。

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成長をしようとしている【指導者】
良い指導者とは、過去の経験や実績だけで教えるのではなく常に新しい知識や情報を得ようと努力をしている指導者です。ではなぜ、指導者も成長する必要があるのか大きく3つの理由にまとめました。

1つ目、サッカーは常に進化している
世界のサッカースタイルは、常に進化し新しい主流が出てきています。例えばレアルのカウンターサッカーが主流だった時代から、バルセロナのパスサッカー、最近ではプレッシングサッカーが主流となってきています。
そんな中で指導者は、自分の考え方を持つ事は大事ですが新しいサッカーを知り指導者も進化する必要があります。
2つ目、努力をしない指導者
私が1番嫌いなタイプの指導者です。このタイプの指導者が1番たちが悪くさらに多いのが現状です。偉そうに口だけの発言で上手くいかなかったり、チームが負けたりすると選手のせいにするタイプです。こういう人は、自分の考え方を押しつけ常に自分が正しいと考えているので、成長しようとする気なんかありません。そんな人に「努力をしろ」なんか絶対に言われたくないですよね。
3つ目、練習を理論化できる
指導者は、子供に対して「なぜこの練習が必要なのか」を理論で説明できる必要があります。本田圭佑選手が「サッカーを上手くなりたいなら量×質が大事」と言っていました。これを更に詳しく説明すると、
【質】とは、理論的なトレーニングだと思います。例えば、シュート練習の際にただボールを蹴るだけではなかなか成長しません。そこで「蹴った足から着地」「2軸シュート」の方法やなぜ大事なのかを聞かれたら伝えてあげる必要があります。
【量】とは、質を良くするためのものです。質を上げるためには量が必要になってきます。子供の場合だと特に理論で説明しても最初はなかなか理解する事ができません。なぜかというと子供は、身体で覚え成長するので理論化したメニューを、身体で覚え込ませ無意識に行える様にするために量が必要となってきます。

まとめ
正しい指導者とは
1、常に成長しようとしている
2、努力の仕方を知っている
3、練習を理論化する事ができる
この3つが出来ている事が、私の考える良い指導者だと思います。

最後に、私も常に選手としても指導者としても成長していこうと思います。
そのために、私自信がまず練習を行ってみてその中で「良かった練習」「正しい知識」を伝えて行けたら良いなと思います。

写真引用
fcl-education


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