お姉ちゃんの記憶
-my timeline 02-
こんにちは、こんばんは。ぷさんです。
この書き出しが某スパイアニメみたいとツッコミを受け、全く何も考えず使っていたので、そう言われて笑ってしまいました。笑
いいツッコミありがとうございます!
私が3歳のとき、妹のN子(仮名)が産まれました。
初めての妹、しかも初めてみる赤ちゃん。
小さくて可愛くて、お姉ちゃんになったという喜びと母に褒められたい気持ちとで、まだ首も座っていないN子を抱っこして(半ば引きづる形で)居間に連れていったことがありました。
流石にこれには母も祖母も驚いて、怒られはしなかったものの必死に妹を抱き上げる母をみながら、褒めては貰えなかったなと考えていた気がします。
今振り返ると妹の命に関わる行為ですし、すぐに抱っこを母が代わってくれたのは幸いでした。
ただ、この辺りからどうやったら母に褒めて貰えるかを考えて行動することが増えてきたように思います。
妹が産まれてからは、母がそちらに掛かりっきりになり、あまり構ってもらえず寂しい思いを感じていました。
当時はその「寂しい」という感情がよく分からず、ちょうどイヤイヤ期の歳頃でもあったので、とにかくイライラモヤモヤ、思い通りにならないと思うことが多い時期でした。
祖母におもちゃを投げつけたり、あまりにも言うことを聞かない私に母が怒り、おしりを叩かれたこともありました。
そんな状況でも祖母は私を怒らず、怒っている母を宥めてくれていたように思います。
かなり時が経ってから母から聞いたのですが、N子を妊娠中に母が感染症にかかってしまい、妹は成長があまり期待できないと言われていたそうです。無事に産まれても身体が大きくならないかもしれないとも言われていたようですが、少し小柄ではあるものの、特に不自由なく成長してくれたので良かったと母は言っていました。
産まれたばかりの妹を母が特に気にかけていた理由がわかり、その時自分の中にあった小さい頃のわだかまりが少し解けたように感じました。
ここに書き残しながら、そういえばこんなこともあったな、こんなことしてたなと忘れていた記憶が少しずつ蘇ってきています。
懐かしい気持ちと、なんであんな行動しちゃったんだろうという恥ずかしさや後悔とが入り交じり、何とも言えない感覚です。
これもまた自分の中の浄化に繋がると思うので、少しずつ癒しながら続けていこうと思います。
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