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犀の角のようにただ一人・・・

非接触の整体施術を受けてきた。
Facebookで見ると治療業界では、非接触や触れるだけなど少し神懸かった施術方法が増えた印象がある。

僕は治療家は
A「解剖学を極めて治療する」か
B「オカルト(スピリチュアル)な力で治療する」の
どちらかの道に進んでいくのではないかと思っている。
どちらが正解ではない。
患者さんの悩みや苦しみが解消できるならどちらでも良い。
もちろん、どちらも使える方がよりよいだろう。
しかし、僕のようなキャパシティが限られる人間にはどちらかを選択しなければならない時が来るのでは無いかと思っている。

Aに進む治療家なら各種論文を読み、日進月歩の医療の情報をアップデートし続けるだろう。
ならばBは?
スピリチュアル(オカルト)的な力は様々である。
超能力、気功、波動、イネイト、量子力学、神様のパワー、周波数、レイキ、QT、などなど、数えだしたら玉石混淆な方法が入り交じっている。
こちらもその大海から本当の技術を探し出すのは難しいのではないだろうか?
僕自身、気功やレイキなどを体験・受講したことはある。
が、個人的な才覚なのかどれも手技を越えるモノには出会えていない。
気を5分当てるより、牽引を数秒する方が効果が高く即効性があったりするのだ。

これが手をかざすだけで全ての痛みが消えるとかなら学ぶ価値を感じるが、手技療法と同等の結果なら手技を極める方が現実的である。

でも、未知数の可能性に憧れを持ってしまうのだ。
手を触れるだけ、かざすだけ、それで痛みや悩みを改善する方法があるのではないかと思ってしまうのだ。

【Sai(犀)の角プロジェクト】と称し、一人探求をしていてもやはり近道を示されるとソコに縋ってしまう自分の弱さも確かにあるのだ。

で、知り合いがそうした技術を学んだと聞くと受けに行く。
納得できるモノもある。
凄いと思えるモノもある。
でも、学んで習得したいか?と自問すると・・・
まだ、自分が望むほどのモノでは無いのでは?と思ってしまう。

今少しの間、「犀の角のように」ただ一人進むことにしよう。

と言いつつ、今週また違う施術をうけにいく予定だったりする。

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